藍天之子

かけがえのないもの・・・太陽、家族、夢、未来、バンド仲間。そして・・・君。

感冒

2007-12-08 23:32:08 | Weblog
大安駅から、モノレールのようないつもの電車に乗った。
俺は、溜息をついて窓から冬の夕焼けを眺めていた。

翌朝は、とても冷え込んだ。新北投は山が近いから、冬はかなり寒い。
天気予報では、大陸からの寒波がやってきたので、しばらくこの寒さが続くことを
伝えていた。
俺は、慌ててコートを引っ張り出して、それを着込んだ。
「さぶっ!」
そして、湿気を含んだ冷たい風が、ビュービュー吹く中、駅に向かった。

その日、木村の席は、ぽっかりと空いていた。
「リサねぇ、風邪を引いたんだって。気になる?」
休み時間に、張恵君が、まるでいたずらっ子のような顔で訊いて来た。
「ふぅん。」
「ねぇ、気になる?」
「まぁね、友達だし。」
「それだけ?友達だったら電話でもかけてあげたら?」
授業開始のチャイムが鳴って、恵君が二つ折りにした紙切れを俺に渡した。
開いてみると、電話番号が書いてあった。
「リサの家のだよ。」
俺は、それをポケットに突っ込んだ。

家に帰って、ポケットからあの紙切れを取り出し、携帯電話で電話をかけようと
したけれど、途中で電話番号を打つ手を止めた。やっぱり、やめよう。
ベッドサイドに電話を置いて、俺はそのままベッドに寝転がって考えていた。

いくら親戚の家に住んでいるとはいえ、外国だし、きっと心細いに違いない・・・。

そう思った俺は、再び起き上がって、木村に電話をした。
「はい、木村です。」
「あ、あの、僕は陳信宏と申します。リサさんとは一緒のクラスで・・・。」
「あ、リサのお友達ね。ちょっと待っててね。」
遠くの方で、「リサ、電話だよぉ」という声が聞こえた。

「・・・もし、もし?」
彼女の声はガラガラだった。
「あ、俺。阿信。」
「阿信、どうしたの?」
「今日、休んでたから・・・。」
「風邪引いちゃったみたい。台湾の冬って結構寒いのね。」
「大丈夫?」
「うん。」
その後、お互い黙ってしまっった。電話口で彼女の小さな息遣いだけが聞こえていた。
しばらくして、
「・・・ありがとう、電話をかけてきてくれて。すごく嬉しい。」
彼女は鼻声で、そう言った。

從大安站我座看來單軌列車一樣的電車。
我嘆了一口氣、看著初冬的夕陽。

隔天早上非常冷、新北投是靠山、所以冬天相當冷。
天氣預報說從大陸寒流過來了、一段時期冷下去。
我着慌穿外套。
「好冷喔!」
颼颼地括濕冷風裡我向新北投站。

那天木村的位置空空的。
「麗莎感冒了。你介不介意?」
下課後臉上有頑童一樣表情的張惠君跟我問了。
「是嗎。」
「你介不介意?」
「還好啦、我們是朋友吧」
「唉!你說你們是真的朋友的話、你應該給她打電話嘛、對不對?」

開始上課的鈴響了。
惠君給我疊好了紙條。我打開看、紙條上寫了電話號碼。
惠君說
「麗莎家的」
我把它口袋裡賽進了。

回家後把紙條再拿出來。
我拿手機打電話號碼、可是掛掉了。
「算了。」
把手機放在床旁邊、我躺在床上想一想。
她雖然住在親戚的家、可是這裡外國嘛、應該心中不安吧‧‧‧。

我起來再給打電話木村。
「喂?」
「我叫陳信宏、跟麗莎同班同學‧‧‧。」
「哦、你是麗莎的朋友、等一下喔。」
我聽到家人叫她的聲音。

「喂?」
她的聲音很啞嗓子了。
「我、阿信。」
「阿信?你怎麼了?」
「‧‧‧妳今天病假、所以‧‧‧。」
「我感冒了。沒想到台灣的冬天好冷喔。」
「沒事吧?」
「嗯」
一會兒我們沒有說話。
我只有聽到她的輕輕的呼吸。

「‧‧‧謝謝你給我打電話。我很高興喔。」
她說活帶鼻音了。



只是普通朋友?

2007-12-01 23:04:42 | Weblog
「どぉ?ってなんだよぉ!」
俺は、ちょと声がでかくなってしまった。
「いやね、うん、別にぃ。」
「なんだよぉ、奥歯にものが挟まったような言い方をして!」

記念式典が終わって、学校は、またいつも通りの空気が流れていた。

美術史の時間。
昨日の電話で怪獣が言っていたことを考えていた。
好きか?嫌いか?
木村とは、同じクラスだし、たまにしゃべったりするくらいだ。
ただの友達・・・ただの友達だ!!
ただの友達だったら、こんなこと考える必要はないんだ。それとも、考えてしまうこと自体が「好き」と言う感情なのだろうか?いやいや、そんなことは絶対無い。
俺は、斜め前に座っている木村の背中を見ながら、首を左右に振っていたら、
「陳信宏、どうした?目をつぶって首なんか振って?眠いのか?」
「い、いいえ!先生、すいません、何でもありません!」
教室内は、ドッと笑い声が上がり、木村まで俺の方を振り返ってクスクス笑っていた。

「なんか、腹減らねぇ?いつもの所に寄っていこうぜ。」
俺たち5人は、信維市場内のいつもの刀削麺屋に寄っていった。ここは、5人入れば満席なってしまうくらい小さい所なんだ。
飢えた5人の高校生は無言でガツガツと食べ、やっと一息ついた。
「ふぅ~、美味かった。」

「で、陳信宏くん、いつ木村に告白するんだよ?」
石頭が突然話を振ってきたので、俺はあやうく食べていた麺を噴出すところだった。
「石頭、何言ってんの?」
「だって、怪獣が言ってたぜ、お前が木村のこと好きらしいって。」
「怪獣、てめぇ~~~!!」
俺は、立ち上がって怪獣の首を絞めた。
「止めろよ~!!」
怪獣はそう言いながら抵抗した。
「え~、残念、俺さぁ、彼女にコクろうと思ってたんだよね。」
と瑪莎。
「お前ら考え過ぎだって!まったく!」
それでも怪獣は、
「張恵君も言ってたぞ、何でも協力するって。」
「お前、恵君にまで話したのかよ!」

「俺、先に帰るわ、じゃあな。」
「待てよ、ごめん悪かった!!」
怪獣が誤ってきたけれど、それを無視して俺は店を出た。
別に怒っていた訳じゃないんだ。だだ、4人にからかわれて、ムキなってしまったから、やっぱりこれは俺は彼女のことを「好き」ということなのかと思ったんだ。

「什麼?」
我發起來大聲
「沒有、沒有什麼。」
「哎唷、你說話吞吞吐吐的!」

學校裡又回到原來的氣氛

美術史的功課。
喜歡?不喜歡?我想一想昨天的怪獸說話的事。
跟木村同班同學、偶爾聊天、可是沒有那麼感情。
只是朋友‧‧‧只是普通的朋友!
如果只是朋友、不必要認真得思考。難道這樣思考就是喜歡的感情嗎?
不、不、絕對不是啦。
我看這斜前座著木村的背脊搖搖頭。
「陳信宏、你怎麼了?閉上眼睛、搖搖頭。你想睡覺嗎?」
「不、不是、老師、不好意思了、沒有什麼!」
教室裡一下子笑起來了。木村也回頭看我笑了。

「唉、你們餓不餓?去老地方、好不好?」
我們五個人回家途中去在信維市場內的刀削麵店。這裡是很窄、五個人進去就沒有位置。
餓懷了五個高中生沒有說話、狼吞虎咽吃了。

「吃抱了~。」

「那、陳信宏同學、你什麼時候坦白木村麗莎呢?」
石頭突然說我、差不多噴出來口中的刀削麵。
「石頭、你說什麼!」
「因為怪獸說過我們了。你喜歡木村、這樣。」
「怪獸!你~~~!!」
我掐了他的脖子。
「不要了~。」

瑪莎說「好可惜喔!我想她坦白喔。」
「不可能的、你們想太多了啦~!!真是的!!」
怪獸說「張惠君這樣說、我幫忙你。」
「唉!你說過惠君嗎?」

我說「我先走囉、拜拜。」
怪獸說「對不起、我的錯。等一下!」
我先出去了。我被四個人逗了、可是我不生氣。
我感覺還是喜歡她嗎?