藍天之子

かけがえのないもの・・・太陽、家族、夢、未来、バンド仲間。そして・・・君。

暖暖的彩色。

2008-02-18 21:04:34 | Weblog
「コンサートは、どうだった?」
俺たち5人は周ママの店で、紅豆湯をすすっていた。
「もちろん、最高だったよ!」
「芸能ニュースで見たけど、かなり盛り上がったらしいじゃん。」
そう言った冠佑の眼鏡は、湯気で曇っていた。
「初めから終わりまで、木村は超highでさぁ。俺は途中で睡魔に襲われていたけど。」
「で、コンサート以外はどうだったの?」
石頭が紅豆湯を口に運びながら訊いた。
「は?何?コンサート以外って?」
瑪莎は瑪莎で、
「何、すっとぼけているんだか~。手つないだりとかさぁ、いろいろあるでしょう~。」
「ある訳ないだろ~がっ!!」

油絵の授業。
教室は、油絵の具とオイルの臭いでいっぱいだった。
俺と木村は隣同士で三脚を広げ、真っ白いキャンバスに向かっていた。前のテーブルには、題材の果物、壷、布などが置かれ、皆はそれを囲むようにして描いていた。
時折、先生が見回って指導してくれる。

木村がパレットに絵の具を出しながら言った。
「私ね、まだコンサートの余韻を引きずってるの。本当に楽しかったぁ。」
嬉しそうに笑う彼女の横顔を見て、その睫毛の長さにハッとした。
彼女のパレットには、オレンジ、黄色、レモン色・・・暖かな色が並んでいた。


「演唱會怎麼樣啊?」
我們五個人在周媽媽的冰店呷紅豆湯。
「當然超棒!!」
「我看過了娛樂節目中、相當高超吧?」
熱氣把這樣說地冠佑的眼鏡模糊了。
「從開始到結束木村一直很high、可是途中我想睡覺了。」
「那麼除了演唱會以外呢?」
石頭一邊呷紅豆湯、一邊問我。
「什麼?演唱會以外?」
「你裝糊途幹嘛?手牽手啦、還有很多啊~。」
瑪莎也問我。
「真的沒有啦!」

油彩的功課。
美術室裡擁擠畫架、充滿油彩的味道。
我座木村的旁邊的位置打開畫架、我們向白色的畫布。
桌子上布置了水果、壺、布等、我們包圍它畫畫。
間或老師巡迴指導我們。
木村在調色盤上擠出油彩說、
「我還在演唱會的餘音、真的很好玩了!」
我看歡歡喜喜地笑容的她的側面、我發現了竟然她的睫毛很長耶。

她的調色盤上橘色、黃色、淺黃色‧‧‧排列了都是暖暖的彩色。