子供の頃、近所に神保さんというおじいさんが住んでいた。
夕方になるとゆっくりと散歩から帰ってくる人で、
路地で遊んでいる俺達にも笑顔を向けてくれる人だった。
松の木の生えている家の庭に、野球のゴムボールが転がっていってしまい
こっそり拾いにいったこともあったっけ。
その地から俺が引っ越して間もなく、神保さんが亡くなったということを聞いた。
あの神保さんが有名な詩人「神保光太郎」さんだということを知ったのは、高校に入ったころだっただろうか。
別所沼公園にたたずむ石碑も、神保さん作の詩だと知って驚いた。
7年前。甲子園に、「ボーイズ ビー アンビシャ~ス ボーイズ ビー アンビシャス!」と
高らかに歌い上げる日大山形高校の校歌に興味を持ち、WEBで検索してみたところ
作詞:神保光太郎 という文字が飛び込んできた。
山形県勢初のベスト8。新しき歴史をひらく校歌が誇らしく聞こえた。
そして今年。
甲子園に三度「ボーイズ ビー アンビシャス」が流れ、ついに日大山形がベスト4に進んだ。
浦和を愛し、そして山形を愛していたという神保さんが
歌いだしに込めた、若者に理想へと進んでほしいという熱い思い。
喜びあふれる高校生たちの姿をテレビで見ていると、
神保さんが天国で喜んでいる顔が目に浮かんでくるような気がする。
さらに花を咲かせ、準決勝・決勝へと進んでいってほしい。
頑張れ、日大山形。神保さんの思いを乗せて。
この歌詞に勇気づけられ、今日も仕事ができたことにありがたや。
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<本日の木質バイオマス>
IHI 小型バイナリ―発電 20kW 8/8から発売 1,000万円
IHIは、商用電源に接続可能な系統連系機能を有する最大送電端発電出力20kWの
小型バイナリー発電装置 “ヒートリカバリー HRシリーズ” を2013年8月8日(木)から販売開始いたします。
IHIのヒートリカバリーは、70~95℃の温水や温泉などの熱エネルギーで沸点の低い媒体を蒸発させてタービン発電機を作動させるものです。
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バイオマスボイラーとの組み合わせも可能とのこと。
ただし、仕様を見ると
最大送電端発電出力 20kW
※温水:95℃:28m3/h 冷却水:30℃:40m3/hの場合
ということで、95℃の熱水を、1時間に28tも供給できるような環境があって
ようやく20kWの発電ができるようです。
かなり大規模なバイオマスボイラーを組み合わせないと無理そうだ。
50万kcal/h×2台の薪ボイラーと組み合わせれば、
「熱利用メイン」「発電はおまけ」程度の発電ができるだろうか。