久々に早朝から青梅の町をランニング。
なぜ青梅駅前に、「けっぱれ東北」という旗がはためいているのか分からなかったが、調べてみたところ、
石巻市への支援ということのようだ。
青梅:赤塚不二夫会館
石巻:石ノ森萬画館 (石ノ森章太郎) ←被災のため、休館中
ということだったのか。漫画が取り持つ縁というのがあったのかぁ。
赤塚不二夫会館のトップページでも、バカボンのパパが言っている。
「 東北地方は大変なのだ
石の森萬画館も被災したのだ
ずっと前に
ロボットに落書きをしたら
怒られて危ないところだったのだ
そのとき助けてもらったのだ
だから今度はパパが助ける番なのだ
青梅の人たちと石巻に助けに行くのだ」
またひとつ謎が解けた。ありがたや。被災地の復興に、青梅市も頑張っていたんだな・・・。
こういう悪いニュースくらいしか知らなかったが。
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<本日の木質バイオマス>
ネットアイビーニュース 脱原発のかたち(4)~財政にも優しい自然エネルギー(後) 脱原発・新エネルギー
2011年7月25日 07:00
梼原(ゆすはら)町は総面積の91%が森林という環境を活用し、化石燃料と比べてCO2排出量が削減される木質バイオマス循環プロジェクトを推進している。
同町では、森林に放置された木材をペレットとよばれる木片燃料に加工し、中学校寮の空調設備や家庭用ストーブ の燃料として活用している。
ペレット用 ストーブの設置には4分の1の補助金、ペレットとなる森林の所有者には1haあたり10万円が交付される。そして、山の荒廃が改善されることは防災にもつながる。
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梼原町というと風力発電も有名だ。前町長がリーダーシップをとって、自然エネルギー推進に大きく舵をとり、
後進の育成にも力を注いだという。
打合せ場所への乗り換えに、武蔵小杉駅 横須賀線⇒南武線 を初めて利用。
この長い斜面は「動くスロープ」というのか。
地元の河辺駅前の東急にはこれと同じタイプのものが設置されており、
「買い物カートを押したまま2階に上がれる」というメリットがあるのだが、
角度が意外と急なためか、歩くことは推奨されていない。
この武蔵小杉駅では、乗り換えの人達がどんどんスロープ上を歩いている。
なるほど、大量輸送を考えたら、階段状のエスカレーターよりも確かにこのタイプの方が優れていそうだ。
新たな光景を見ることができたことにありがたや。
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<本日の木質バイオマス>
■木材がれきリサイクル, 県とセイホク,合板原料や燃料石巻でスタート
2011.07.16, 三陸河北新報社
宮城県と合板大手のセイホク(東京)は、東日本大震災で発生した大量の木材がれきを合板の原料やボイラーの燃料としてリサイクルする取り組みを、石巻市内でスタートさせた。
6月23日から工場の稼働を再開した同社では、異物を取り除かれたがれきが破砕機に入れられ、細かいチップに加工。チップは、接着剤でパーティクルボードに成型され、家具や建築資材の原料となる。
紙やビニールなどの異物が混じっている場合は、同社のバイオマスボイラーの燃料に利用される。現在は1日約100トンを処理。1日300トンまで徐々にペースを引き上げ、3カ月で約3万5000トンの木材がれきをリサイクルする計画。
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放射能の影響のない宮城県であれば、環境への影響に配慮しつつ、
エネルギー利用とマテリアル利用のバランスを取りながら、このように有効活用していくことが最もまっとうな方法だと思う。
岩手出張に併せて、被災地で日帰りのボランティアをしようと思い立ち検索したところ
北上市発着のボランティアツアーが見つかり、参加することができた。
7月17日は35度に達するような炎天下、初対面どうし11名の参加で大船渡市赤崎にて「側溝の泥掃除」を行った。
以前に来た時よりはだいぶ瓦礫が片付き、道は広くなったとはいえ
一般の民家の崩れた跡は、まだまだ手つかずのところも多い。
中央に小さく、緑色の階段と建屋、そして高架があるのが分かるでしょうか。
これが陸前赤崎駅だそうです。地元の方の話によると、津波がこの高架を超えて山側へ押し寄せた、
チリ地震の時はここまでは来なかったということで避難し遅れた人もいた、とのことでした。
折れ曲がった鉄柱。
1時間に1回の休憩のとき、冷えたコーラや麦茶を笑顔で差し入れてくださった地元のおばちゃん方。
話してみると、御自身の家を流された方もいらっしゃった。
御自身が大変な時に、わざわざこうしたボランティアの労働をいたわってくださる、その心遣いには頭を下げる以外にできることがありませんでした。
もう少し左側(盛駅方面)に進むと、三陸鉄道もずたずたにされているのが見えてきます。
大船渡市赤崎小学校の校庭。瓦礫の集積場所になっています。
画面では見えづらいですが、
手前側:廃材を中心に、生活雑貨・衣類等が入り混じった状態の山
中:流木・枝葉等の生木が中心の山
奥:コンクリート系の瓦礫
という分別がされています。
こうしたがれきをどうやって有効活用につなげていくか。
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<本日の木質バイオマス パート1>
(チャリTV:支援活動のCMを自主的に作って応援する動画サイト より)
まさかこんなプロモーション映像までできていたとは知らなかった。
予告編ということで、歌詞はまだ途中まで。瓦礫となる前の家々の様子を歌っているところまでだが
「発電」「熱利用」これにつなげていく価値を歌い上げる部分がこれに続くのだろう。
被災材を、そして将来的には地元の木材を使った発電を。我々も動いていく。
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<本日の木質バイオマス パート2>
気仙市民復興連絡会 復興ニュース 2011年7月15日号
越喜来に手づくりの公園出現! 子供たちと一緒に作った手作り公園
仮設住宅の建設によって校庭や公園が狭くなる一方、三陸公民館跡地近くの公園が解放されました。
そこに設置されたのは手づくりの遊具。材料のほとんどは、なんとガレキから作られたものなのです。
梁で作られたシーソー、タイヤで作られたブランコ、ベニア板で作られた滑り台、歪んだ柵や木材でつくられたジャングルジムなど。
『被災場所に、ましてやガレキを使うなんて非常識だ』と批判的なご意見もあります。
お金をつかって、りっぱな遊具を用意するのも可能かもしれませんし、こういうことは行政仕事にするべきなのかもしれません。
でも、あえて子供たちと一緒に手作りの広場を作りたいという私の思い、
そして”自分たちの楽しみを自分たちで”という子供たちの想いを感じてほしいと思います。
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