木質バイオマス「三行」革命

①日々の生活に「ありがたや」と感謝する②木質バイオマス情報を「三行」で斬る③意見と指針を提示し持続可能な社会の構築へ

重箱

2010-11-12 20:47:59 | 日記
 博多出張。日本で唯一ここでしか食べられない釜だれとんこつラーメンを食べることができた。好きな濃い味の旨いとんこつラーメンを食うことができてありがたや。
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<本日の木質バイオマス>
間伐材:砕き燃料に ハウス栽培、県が実験 CO2削減、林業振興狙う /愛知
毎日新聞 2010年11月9日付

 県は間伐目的で伐採したスギやヒノキをチップ化し、バラのハウス栽培の燃料として使う実験を始めた。ハウス栽培では通常、燃料に多量の石油を使うため、この農家から排出されるCO2を年換算で60トン余り減らせるという。2,625万円の事業費全額を総務省の補助金でまかなう。
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 このHPに写真付きで詳細がのっていた。スギの製紙用チップを燃焼させて80度の温水を作り、ハウス内で循環させているそうだ。ボイラーはイタリア:ダレスサンドロ社の温水ボイラー1台(出力130kw)とのこと。愛知県初どころか、国内でも島根県のチップボイラー導入事例(最近の記事)など数少ないこの事例。安全性に十分注意を払った上で、成功してほしいと願う。

菌床

2010-11-09 22:45:59 | 日記
 長崎出張。南島原市のサンエスファームさんという新しい椎茸生産工場で、廃菌床を燃焼させるバイオマスボイラーを見学。木質チップに比べても燃焼しづらい印象がある廃菌床だが、含水率がWB50%程度でも実際に燃焼できており、安定的に温水を供給しているという事例を初めて見学できた。多くの中小キノコ工場で使い道が無く処理に困っている廃菌床だが、こうして燃料利用の道が開かれていくといいと思う。新たな技術と熱意ある方々に出会えたことにありがたや。