いろいろ。

同人サークルA-COLORが北海道をうろうろしながら書いているブログです

第1回電子書籍講座

2012-11-17 21:55:00 | 同人誌関連

中央図書館で開かれた電子書籍講座に参加してきました!
長年札幌市民をやっていたけど、中央図書館に来たのはこれが初めてだったりします。

講座で話された内容は大きく分けて三つ。

1.中央図書館の電子書籍への取り組みの紹介
2.書籍を作る上での一般的な決まり・注意事項
3.今回の電子書籍を作る上での決まり・注意事項

1.中央図書館の電子書籍への取り組みの紹介
中央図書館では、電子書籍へ積極的に取り組んでいこうとしているようです。
平成26年度には、電子図書館(オンラインで電子書籍が借りられる)を実用化したいとのことでした。
今回に限らず、電子書籍関連の実証実験も行われており、ホームページでも紹介されています。
電子図書館実証実験

また、時期が前後しますが第14回 図書館総合展では中央図書館が発表していたりもします。
やってみてわかった、電子図書館のイロハ

もちろん初めてのことなので課題や問題点もあるようなのですが、電子書籍と電子図書館という新しいフォーマットに、図書館がどうやって対応していくのか。
んで、我々が市民としてどうやって参加できるのか、なかなか楽しそうだなと思いました。

また、中央図書館が掲げる電書への取組目標の中に「札幌関連の図書の収集」っていうのがあったんですが、これはガンガン頑張ってほしいなと思います。
というのもですね、我々が炭鉱遺構の資料を探そうと思っても、物理的にも手続き的にも結構な障害があったりします。
こういう史料が電子書籍でアーカイブ化、もちろん全文検索に対応。電子図書館なので自宅で簡単に借りられる、ってなればすごくありがたいんだけどな~、なんて思います。

このへんのことはシステムはもちろん、著作権的にも厳しいらしいのですが…ぜひ、頑張ってもらいたいです。

2.は一般的なことなので割愛するとして。

3.今回の電子書籍を作る上での決まり・注意事項
電子書籍はフォーマットが乱立して、レギュレーションも定まってないカンジなのですが。
今回、作成するものに関しては以下のようなレギュレーションが定められました。
・ページ数…6~10ページ以内(表紙含む)
・ページ向き…縦でも横でも可
・ページサイズ…A5版だと見やすい(規定は特にない)
・フォント…Windows:MS明朝、MSP明朝、MSゴシック、MSPゴシック
      Mac:Osaka、ヒラギノ角ゴ Pro W3、ヒラギノ明朝 Pro W3、
・ファイルサイズ…20MB以内
・画像・写真…著作権や肖像権がクリアされたもののみ
・ファイル形式…PDFを電子書籍に変換する
        PDFに変換できない場合はWord、RTF、Pagesで入稿後、図書館でPDFに変換

決められているとは言っても、かなり大雑把ですね。
組版に関してかなり自由というか、作り手任せというか、何も決まってないカンジです。
たぶん、細かい組版レギュレーションを指示できない(電書端末で何が最適解か決めかねる)からなんだと思うけど。

とりあえずA5版が望ましいとのことだったので。
『いろいろ。』はB5版で作っていたので、これをA5にしてそれっぽく作ることとしました。

っていうか校正出しが12月14日までだっていうので、あんまり余裕がなさげだったりします。
これは『いろいろ。』の制作を止めないとな~。


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