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美酒を求めて三千里

お酒に纏わる話を中心に 姉妹が日々を綴ります

ヴーヴ・クリコ: シャンパン

2009-12-07 | スパークリングその他
ちょっとした記念日だった、昨日。

P氏の提案にのり、
ビクトリアン・マーケットで新鮮なタスマニアの牡蠣や、
ギプスランドのチーズ、生ハム、サラミ等を仕入れ、
ボタニカル・ガーデンというCityから程近い大きな庭園へ、
ピクニックに出かけました。

暑さが少し和らいだ、
夏日の陽気にそよ風の吹く、気持ちのいいお天気。
木陰にシートを敷いて腰を降ろすと、
時間がのんびり流れていくのが、見えるようでした。



ピクニックの為にP氏が購入してくれたのが、
P氏かかりつけのお医者さんのお薦めだという、
ヴーヴ・クリコのシャンパン、
Veuve Clicquot Ponsardin Brut Champagne。
イエローラベルのブリュットとして、
日本でも親しまれているらしい。



このシャンパン、非常に美味しかった!
酸味などの強い癖は全くなく、泡も香りも味も繊細。
ぽかぽか陽気のピクニックということで、
畏まることも緊張することもなく、
開放的で、リラックスして少しずつ味わっていたのだが、
そのような気分に、そしてこのようなお天気に、とてもよく合った。
市場で仕入れた美味しい食材にも舌鼓をうち、
満足してのんびりしました。

最後の一杯、グラスを倒してしまい、
服にかかったということよりも、
大地に飲み込まれていったことが、
唯一、心残り・・・・。


メルボルンは、庭園が多く、
また、季節によって、ピクニックに本当に相応しい天気の時が結構あります。
うちに閉じこもってばかりいないで、
記念日以外にも、
こういう日をこれから作っていきたい、
そう思いながら帰路につきました。

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シェリー酒 Mc.William's Semi-Sweet Sherry

2009-10-20 | スパークリングその他
突然ですが、こんな大きなボトルのシェリーが我が家にはあります。
二リットル、14ドル。日本円で大体1000円強でしょうか。
安い!太い!
シェリーという可愛い名の割に、
存在感たっぷりのボトルです。



シェリー、メルボルンに来るまで飲んだことありませんでした。
でもこちらでは、食前酒や食後酒に、結構飲む習慣があるらしく、
だからこんなボトルも簡単に手に入るのでしょう。

辛党の妹、スイートシェリーはかなりの甘さに感じる。
ドライシェリーは、美味しいものに未だ出会えず。
P氏の好きなセミ・スィートは、小さいグラスに入れて、
時々食前酒にちょこっとずつ飲みます。
蜜のような、独特の香りが面白い。


心にも時間にも余裕のある時限定で、
明かりを消して蝋燭灯して、適当な音楽をかけて、
お料理前に、なんちゃってバーを開きます。
そんな時に登場する、シェリーです。




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ヤラバレーワイナリー: ドメイン・シャンドン Domaine Chandon

2009-10-11 | スパークリングその他
数あるヤラバレーのワイナリーの中で、
最も大規模な酒造の一つである、ドメイン・シャンドン。

日本でも有名なシャンパンのMoet & Chandon社が、
フランスのみならず世界的にワイン作りを展開させようとした時、
このヤラバレーの土地に目をつけて、
居を構えたのがこのDomaine Chandonである。
シャンパーニュ地方で作られるスパークリング・ワインしか、
シャンパンの名をつけることができないので、
ここのスパークリングはシャンパンとは呼ばれないが、
Moet & Chandonのシャンパンにひけをとらない、
上質のスパークリングがここで造られる、
と、
工場見学の時係りの人が教えてくれた。
(ワイン製造の工場見学、一日数回開かれており、なかなか面白い)

姉が訪れた時は、併設されるレストランで、
スパークリングの試飲を頼んだらしい。
何とも綺麗!


またこのレストランからの壮大な眺めも美しい。


レストランでは、2000円位で、3-4人が食べても充分な量の、
プレートも頼むことができるのでお得。

スパークリングのみならず、
他の赤ワインなども製造しており、
それらはグリーンポイントという名で売られている。
このグリーンポイントのシラーズもまた美味しい。
大きな酒造メーカーというのは、
時に味がピンきりになってしまうけれど、
ここのワイナリーは割合信頼できる。

友人がオーストラリアに訪れたら、
必ずここには連れて行きたいと思える場所である。
ヤラバレーツアーにもよく組まれているワイナリーなので、
ワイン好きな方がメルボルンに来た折には、是非足を運んでみて欲しい。



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山梨マルスワイナリー(本坊酒造) ぺティアン・ド・マルス

2009-10-01 | スパークリングその他
火曜日のこと。

仕事終わりに、太平洋側に近い魚屋に寄る。
今夜は美味しい日本酒が飲めそうな肴が手に入ったと、気持ち躍らせ帰宅。

しかし身体は正直だ。
300kmのドライブ疲れが災いし、なかなかご飯作りのエンジンがかからない。
疲れた身体に鞭は打てないが、ご褒美はあげても良いだろう。

Rと食前酒に選んだのが、山梨マルスワイナリー(本坊酒造) ぺティアン・ド・マルスだ。250ml。



日本製のスパーリングワイン、無濾過だ。小さい瓶がなんとも可愛らしい。
キャップも面白い。スクリューキャップとなっている。



一口飲んでみると…。

ものすごい衝撃!ワインのはずなのに、熟成した焼酎で時々感じられる麹の匂いがするのだ。
甘さは全くない。
酸味に加え、炭酸と麹の香りがする珍しい味。
酵母が生きているビールのように、濁った色で、これまた珍しい。


食前酒にはちょっと辛口過ぎたかな。

意外と甘い食べ物、例えばすき焼きなどに合うかもしれない。

違う飲み方をしてあげたかったと後悔するとともに、次のリベンジを誓った。



小粒なのにピリリと辛く主張する、胡椒の様なワインだったのだ。
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タスマニアのスイートワイン Josef Chromy: Ruby Pinot

2009-09-16 | スパークリングその他


大のお気に入りとなったタスマニアのワイナリー、Josef Chromy。
先日姉が記事をUpしてくれましたが、
今回はそのワイナリーで出会った、素敵なスイートワインのご紹介。

仕事帰り、夕食前に一杯シェリーを飲むのが好きなP氏。
ドライシェリーよりミディアムスイートが好きなので、
そんなP氏へのお土産にと、スイートワイン購入を考えた。

そこで紹介されたのが、Ruby Pinot。

写真ではうまく伝わらないが、
その名の通り、ルビーのように綺麗で透明な赤い色。
甘いけれども、べったりした甘さではなく、
上品に枯れたワインの味が喉に感じられて、
辛口派の姉妹も大絶賛。
アルコール度数も20%と高めで、ほんの少しブランデーも思い起こさせる。
これなら、カクテル好きな甘党の友人にも、
プレゼントできそうだ。

P氏も、普段飲んでいるシェリーを格上にした感じ!と気に入って、
一杯二杯と進んでゆく。

メルボルンや日本で販売されているのは見たことがないが、
ワイナリーから直接送って貰うことが可能である。
また、是非手に入れたい。

優雅な気分に浸れる、美しいスイートワインである。
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長い一日① MOET&CHANDON

2009-09-06 | スパークリングその他
オーストラリアから戻った翌日

荷解きをしながらRと
「今晩オーストラリアを思い出しながら、ワインでもあけようか!」
という話になった。

我が家から車で10分以内に2件おいしい魚屋がある。
一軒は太平洋側の魚に強い市場
もう一軒は日本海から直送の魚屋

ただ、魚屋の難しいところは、その日の仕入れはその日に行ってみないとわからないところ。

今日はフレシネ・リースリングを開けることが目的だったため、オイスターは外せない。
まずは日本海の魚屋から行ってみることにした。

うーーん。お目当てのカキは無い。
しかしおいしそうな鰹が一腹500円!皮付きをオーダーし、ご購入。
あ!鰆のたたきもある!と喜び勇み、そちらもご購入。

カキを諦め切れなかった私は
「もう一つの市場まで行こう!」と半ば強引に車を走らせた。

新装開店していた市場は、カキは無いものの予想外のいい品揃え!
渡り蟹は塩茹でに、殻付きウニは割ってみよう!ホッケの刺身なんて珍しい!
ポンポンとご購入。

家に戻り、予想以上の魚介類の量に呆然としてしまったのは言うまでも無く。。。

急遽父母に電話をかけたのだった。
「今晩うちでご飯食べない?」

この一言が長い長い夕飯の始まりだった。。。

塩茹でのカニにスダチを合わせ、まずは 小さい MOET&CHANDON で乾杯!

言わずと知れたモエシャンです。やはり癖が無く香りもあっておいしい。


ただお値段が・・・ということで、我が家で頻繁に登場するのはモエドシャンドンがメルボルン近郊のヤラバレーで作っている Green Point なのですが、この話はまたいつか。。

さて、今宵のお酒はまだまだ続くのです。

                                        


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