たーったったららったー 9M6NA

Radio Contest Station @ Labuan Island, Malaysia

リモート環境 試行錯誤は続く…

2023-01-21 19:21:16 | Radio

Happy Lunar New Year 2023!
新年もすでに2/3月が経過してしまい 明日は春節。遅れ馳せながら新年のご挨拶とさせていただきます(^^;

今年は 1年延期になったWRTC2022が7月に開催され 私も一競技者として参加する予定です。今月は このWRTC2022を記念したアワードプログラムWRTC2023 Awardが進行していて 私も4日間だけその参加記念局の一つ8N1WRTCを運用してきました。同一バンド・モードでも日付(UTCで)が変われば何度でもQSOできますので 記念局が聞こえていたら ぜひお呼びください。ポイントに応じてAwardが発行されます。

さて 先日やっとリモートでもWaterFallが表示されるようになったと書いたばかりですが RS-BA1のバンドスコープ画面は横幅(のPixel数)が固定のため 高解像度ディスプレーでは小さ過ぎて見え難く もう少し大きく表示できたら良いのに…と思っていました。そこで いろいろ調べていたところ wfviewと言うソフトウェアを見つけました。名前から推察できる通り WaterFall表示を主眼に置いたソフトですが、ICOMリグをリモートするための基本的な機能は備わっているようです。Open Sourceで Multi-Platform対応と言う特徴もあります。先週やっと大家さんの都合が付き今年最初の9M6NAリモート運用と同時に早速導入して試してみました。
wfview
こんな感じで高解像度ディスプレー一杯にWaterFallを表示させる事ができます。2日間試用してみましたが、ネットワークが不安定になった際 接続が途切れた後 復帰するまでに分単位の時間を要してしまう と言う事が何度かあり、RS-BA1から置き換えるのには不安が残りました。また 一部の機能(NB/NRやCompressoerのON/OFF等)がない等 常用するにはもう一息かな と言うのが私の結論でした。

そこで RS-BA1に戻った訳ですが バンドスコープ画面が小さいと言う問題の解決策として、N1MM Logger+のスペクトラムウィンドーに頼るか、RS-BA1のバンドスコープ画面を低解像度のディスプレー上に少しでも大きく表示するか、の2択で検討しました。N1MMのスペクトラムウィンドーはなかなか良いのですが、ロガーがN1MMに限定されるのが少し残念です。結局 RS-BA1のバンドスコープをVGA(640×480)解像度で11インチのディスプレーに表示すると丁度良い感じです。
RS-BA1 Band Scope Window on VGA Display
Windows11上で 解像度をVGA(640×480)に設定するのに ちょっと苦労しましたが、最終的にはアナログVGAのインターフェースを介する事で何とか実現しました。今日はこの環境で運用してみていたのですが また新たな問題に遭遇しました。毎回ではないのですが 送信から受信に移るのが1秒ほど遅れる事が頻発したため その原因追及に最優先で取り組みました。詳細は省きますが この症状は ICOM Remote Utility経由でRS-BA1が接続されている時だけに発生する事が判明したため、ラブアンのIC-7300のUSBポートと手元のRS-BA1の間をICOM Remote Utilityの代わりにTCP Server/Clientを介して115200bpsで接続する事により 解決しました。

今日は10m CWを中心に運用してみたのですが 朝はW東海岸から 夕方はヨーロッパから それなりに呼ばれて コンディションの上昇を感じる事ができました。一時はFT8/FT4でないと 誰にも呼ばれない…なんて状況もありましたが、太陽黒点・SFIとも 200レベルとなると さすがに違いますね!!