コンテスト中に遭遇したトラブルを書き留めておこうと思います。
トラブルその1:
PCが両方とも何度も突然再起動しました。SurfacePro3が3回、8インチタブレットが5回。いずれも送信中ではなかったので、電波の回り込みではありませんでした。コンテスト後に試してみたところ見事に再現しました。結論から言うと、原因はある有料セキュリティソフトでした。セキュリティソフトをWindows Defenderに変更したところ、症状が収まることを確認しました。
トラブルその2:
160mで送信するとなぜか右側のリグの上のサブディスプレーの電源が切れたり入ったりしました。電波による画像に乱れはなかったのですが、電源ON/OFF信号として混入してしまったようです。いろいろ手を尽くしたのですが解決せず、結局160mは左側のリグのみで運用しました。もちろん、160m運用中はSO2Rをお休みせざるを得ませんでした。
トラブルその3:
今回、一応Oceaniaのコンチネンタルリーダーを目指していたので、主催者側の要求に応じて48時間すべて録音する体制を整えていました。OlympusのVN-722PCと言うICレコーダを準備し、48時間問題なく録音できることを事前に確認していました。ところが本番では、45時間33分で録音が終了してしまっていたのを、コンテスト終了後に気が付きました。操作ボタンはホールドの位置になっていたため、誤操作の可能性はほぼありませんし、電池残量もメモリー残量もまだ十分でしたので、原因は不明です。電波の回り込みの可能性はありますが、録音が切れた時点の音声とログを確認してみた限りでは、確たる証拠は見つかりませんでした。幸か不幸か、コンチネンタルリーダー候補ではなさそうなので、録音ファイルの提出を求められることはないでしょう。
トラブルその4:
コンテスト後に受信アンテナSAL-30を撤収しようとしたところ、ステーワイヤーが2か所切れている事を発見しました。2段ステーでしたし、切れていたのは違う方向のステーだったので、幸いポールが倒れることもなく、またエレメントは無事だったので、実質的な問題はありませんでした。何か動物(ミズオオトカゲ?)に切られたのだろうと思って切り口を確認したところ、明らかにライター等の火で人為的に焼き切られていた事が分りました。受信アンテナの建設場所はシャックから100m以上離れていて、間にジャングルもあり、目の行き届かないところにあるため、他人が容易に立ち入ることが可能です。今回はこれで済みましたが、今後の対策を検討する必要がありそうです。