たーったったららったー 9M6NA

Radio Contest Station @ Labuan Island, Malaysia

QSYリクエスト Win-Test LUA Script (SO2R with 2 networked PCsの場合)

2018-07-04 15:38:25 | Radio Contesting

CWコンテスト中、他バンドでマルチが欲しくてQSYリクエストをする際、これまではすべて手打ちでしたが、手打ちを極力なくしたいと思い、Win-Test用の LUA Scriptを考えてみました。私の場合、通常QSOをログする場合、プラスキーをリダイレクトしたピリオドキーで通常のQSL message ("TU 9M6NA")、F3キーをリダイレクトした Shift+ピリオドキーで Short QSL message ("TU")ですが、これに加え、Alt+ピリオドキーで Short QSO message に続けて "PSE QSY 〇〇〇〇〇"(〇〇〇〇〇=ネットワーク上のもう1台のPCに接続したリグの周波数)を送出しようと言うものです。以下、そのScriptです。

---- ここから
wtKeyer:Play("$F3")  -- F3キーに入れてある Short QSL Messageを送出

MyFreq = ( wtRadio:GetFreq() - wtRadio:GetFreq() % 1000 ) /1000 -- 自PC接続のリグ周波数を取得しMHz台の整数に

-- 上記MyFreqからBand No. 1~6に変換
if (MyFreq == 1) then MyBand = 1
 elseif (MyFreq == 3) then MyBand = 2
 elseif (MyFreq == 7) then MyBand = 3
 elseif (MyFreq == 14) then MyBand = 4
 elseif (MyFreq == 21) then MyBand = 5
 elseif (MyFreq == 28) then Myband = 6
end

-- 以下をBand No.1から6(160mから10mに相当)まで繰り返す
for BandNr = 1, 6 do
 
 -- Band No. 1~6を Band 160m~10mに変換
 if BandNr == 1 then Band = 160
  elseif BandNr == 2 then Band = 80
  elseif BandNr == 3 then Band = 40
  elseif BandNr == 4 then Band = 20
  elseif BandNr == 5 then Band = 15
  elseif BandNr == 6 then Band = 10
 end

 Freq = wtStatus:GetFreq(Band,"CW") -- ネットワーク上のリグに該当Bandの周波数があれば読み出し

-- 該当の周波数がなかったり、周波数が読み出せなかったり、自PC接続のリグと同じバンドの場合次のバンドへ (自PC接続のリグの周波数も読み出してしまうので、その場合も想定)
 if (Freq == 0) or (Freq == 1800) or (Freq == 3500) or (Freq == 7000) or
  (Freq == 14000) or (Freq == 21000) or (Freq == 28000) or (MyBand == BandNr)
  then
  else

  -- 該当Bandの周波数が見つかった場合は PSE QSY に続けて その周波数を送出し、Scriptを抜ける
  wtKeyer:Play("PSE QSY")
  if BandNr == 1 then wtKeyer:Play("$FREQ160") wtKeyer:Play("$FREQ160")
   elseif BandNr == 2 then wtKeyer:Play("$FREQ80") wtKeyer:Play("$FREQ80")
   elseif BandNr == 3 then wtKeyer:Play("$FREQ40") wtKeyer:Play("$FREQ40")
   elseif BandNr == 4 then wtKeyer:Play("$FREQ20") wtKeyer:Play("$FREQ20")
   elseif BandNr == 5 then wtKeyer:Play("$FREQ15") wtKeyer:Play("$FREQ15")
   elseif BandNr == 6 then wtKeyer:Play("$FREQ10") wtKeyer:Play("$FREQ10")
  end
  return
 
 end

end

-- どのBandにも該当がない場合はエラー表示
wtApp:MessageBox("No QSY Frequency!",0,"Freq Error")

---- ここまで

この他、Ctrl+1 で ”PSE QSY 〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇"送出、Ctrl+2で ”〇〇〇〇〇”(周波数だけ)送出のScriptも用意しました。

これで随分QSYリクエストが楽になりますが、一つ心配も。相手が気心の知れたコンテスターであれば、いきなり "PSE QSY" でも良いでしょうが、そうでない場合はちょっと失礼かな…とも思います。まず "QSY 〇〇m?" と聞いて、"R" と返って来たら QSY周波数を伝える、と手順を踏むべきでしょうか?これをご覧いただいた方から、ご意見いただければ、うれしいです。


受信アンテナ切替えリレー

2018-07-04 12:44:07 | Radio Contesting

SO2Rセットアップでは、リグの受信アンテナIN/OUT端子にSDRへのスプリッターを接続するため、受信アンテナの切替えには外付けのスイッチが必要です。これを昨年のCQWW CWコンテストでは、DAIWA CX201A 2個でやっていたのですが、スイッチ自体と同軸の引き回しに場所を取り、切替え操作もスマートとは言えませんでした。そこで、同軸リレーを使った切替えスイッチを作ってみました。
受信アンテナ切替えリレー
あれ、ずい分前に同じような切替えの仕組みを紹介したような…。はい、ほとんど使いまわしです(^^;
ポイントは、LED照明付きの押し釦スイッチを採用したところ。この操作部分をSO2RスイッチBOXの上(奥の方)に載せて使う予定です。なお今回は、受信アンテナ回路にBPFは通していませんが、自局の送信信号に対しては、ダイオード×2による保護回路で十分と判断しました。


2018-05-28 雷害その後

2018-07-03 22:00:11 | Radio

被災した IC-7600 1台は、ラブアンの帰路あちこち寄る予定だったため、まだラブアンに置いたままです。次回ラブアン訪問時に持ち帰って、修理可能であれば良いですが、そうでなければ、今年のCQWWCWは IC-756PROIIに復帰してもらうことになります。

安定化電源は、GZV4000をもう一台調達しました。SO2Rでは、2波同時送信する訳ではないので、GZV4000が1台で足りるのですが、予備の意味も含めて。

SDR FunCubeDonglePro+ は、一つ追加購入しました。

TopTen BandAide 2台は、Top Ten Devices へ修理依頼しました。そろそろ向こうに着くころです。

BPF Dunestar600は その後動作チェックしたところ、2台とも無事でした。これは助かりました。

8x2アンテナ切り替えリレー HamPlus AS-82 は 動作しないバンドが多数あり、中を確認したところ、リレーの一部、ダイオードの半数、電源のパスコンが飛んでいることが分かりました。ダイオードとリレーは全数交換することにしました。もともと TIANBO TRA3D-12VDC-S-2Z と言うリレーが24個使われていましたが、これを TE Connectivity の Schrack RT424012 に変更しました。サイズは小さくなりますが、接点容量は5Aから8Aに増えます。Mouser.comに注文したのが今日届いて、さっそく取り付けて動作確認したところ、問題なく働いてくれているようです。
8x2アンテナリレー修理
オレンジ色がステキです。(^^) なお、古いリレー24個を取り外すため、電動はんだ吸い取り機を貸していただき、大変助かりました。MNI TNX JH1GTV!

VA6AM製の Triplexerに付随する BPF用のファン 3個は、指定品をMouser.comで購入してあるので、次回ラブアン訪問時に交換します。

40mのアンテナ AFA-40はローディングコイル 一つを交換しなければならないのは明らかですが、他にも問題がある可能性もあるので、一度全体を下ろしてから上げなおすことにしています。必殺アンテナ工事人の方のヘルプもいただけそうで、9月を目途にスケジュール調整中です。