撮影時刻の遡り現象が治りました

　前にも記事にした通り、撮影時刻が遡る現象が発生していたうちのデジタルカメラ（PENTAX の Optio S40）が、ようやく復活して帰ってきました。

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　撮影機能そのものには特に問題がなかったのですが、電源を入れる都度、どんどん内蔵時計が遅れていくことは、ファイルを管理する上で困りますし、撮影の都度、内蔵時計を修正する手間は、大変鬱陶しいものです。おまけに、春には保証書の期限も来てしまいますから、早めに手を打っておいた方が良さそうだ、と思ったのです。


（松本基地にて撮影した、マイカメラ）

　ということで、年明け早々の１月４日、職場から出稼ぎ拠点へ戻る途中、このカメラを購入した新宿のヨドバシカメラへ行ってみました。でも、日常的にメモがわりやブログのネタで撮影していますから、修理期間中は携帯電話の内蔵カメラしか無くなってしまうのは辛いところ。何か代替機が無いか尋ねてみたところ、やはり「そのようなサービスはしていない」とのことでした。

　でも、対応してくれた店員さん曰く、「近くに『PENTAX フォーラム』がありますから、そちらで相談してみると、何かそういうサービスがあるかもしれません。修理の所要期間も、そちらの方が早いと思いますよ」と薦められました。

　そこで、今度は１月６日に『PENTAX フォーラム』へ寄ってみました。ここではまず、その場で点検をしてくれます。「30分ほどお時間を頂けますか？」と言われ、しばらくはショールームで PENTAX 製品を見ていたところ、10分もしないうちに呼ばれました。やはり時計機能に障害が出ているそうで、預かり修理で17日までかかるとのことです。

　ダメ元で、代替機の貸し出しサービスが無いか尋ねてみたところ、ここでも「通常はそういうサービスはしていない」と言われてしまいました。ところが、続けて「お急ぎですか？」と訊かれたので、「急ぎというわけでは無いけど、日常的に使っているものですから」と応えたところ、何と色違いの同型期を貸していただくことができました。いや～、言ってみるもんですね！


（松本基地にて撮影した、貸出カメラ）

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　ところで、こういったコンパクトデジカメ（特にズーム付き）の場合、レンズ性能にはあまり大きな期待を抱くことはできません。構造的な宿命とでも言いましょうか、樽現象や周辺ボケがどうしても出やすいのです。価格.com の口コミ掲示板等でもよく出てきている話題なので、そういうものなんだろうと諦めていました。

　でも、今回の貸出機で撮影したところ、随分としっかり写るんですよね。驚きました。ブログに載せるときはリサイズ（縮小）していますし、Ｌ判くらいで印刷する分にはあまりわからないかもしれませんが、元ファイルで見ると、周辺の写り具合が格段に違うのです。う～む、かなり個体差があるようですねぇ。

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　修理完了後の受け取り時、修理箇所の説明を受けたのですが、時刻が遡ってしまうのは、時刻等を記録しておくメモリの一部に障害が発生していたことが原因だそうです。機体固有の問題かどうかまでは未確認ですが、類似機種で似たような事象が発生した場合には、無償で修理してくれますから、PENTAX さんまでご確認されることをおすすめします。

　また、レンズ性能については、特に調整できる箇所もなかったそうで、仕様の範囲内のようです。まぁクルマのエンジンなんかも個体差が結構ありますから、レンズもそういうものかもしれませんね。ただ、貸出機での写りが割とシャープだったもので、何となく納得いかない気もしてしまいます。ま、次の買い替え（もしくはメインカメラの買い足し）まで、この機体に頑張ってもらうってもんですかねぇ。

　それにしても、ショールームにあった *ist DS は魅惑的でしたね～。軽いし画像は鮮明だし、フィルムカメラが PENTAX の一眼レフだった自分としては、強烈に物欲がくすぐられます。投資するにはちょっとデカい金額なだけに、悩ましいところ。（その前に、松本基地の洗濯機をどーすんのか、決めなあかんねんけど）

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