92の扉

2015年9月で一旦休止しましたが、細々再開しようと思うので、よろしければ、扉を開いてみて下さいね!

信州松本2009 おらが酒 呑み歩き

2009-04-11 | 信州(松本市街・近郊)
 今日は「信州松本2009 おらが酒 呑み歩き」(松本地酒振興協同組合・松本酒造協会)という、松本では初となる日本酒イベントの開催日。松本駅近く(パルコ南側)にある花時計公園と中町通りの蔵シック館の2箇所を会場に 13時から17時まで 1,500円(当日券の場合。前売券なら 1,000円)で呑み放題となるのです。

 会場の広さから考えてもメーン会場は花時計公園だとは思いますが、実はウチは混雑が苦手なこともあり、普段より早めのランチを済ませると、目の前にある蔵シック館へ Go!

呑み歩きの開始を待つ中町・蔵シック館前の会場 お猪口とパスポートを Get


 受付へ寄って前売券と引き換えにパスポート・お猪口・ガイドマップを貰い、出陣準備は完了。間もなく、関係者のご挨拶や鏡開きがあって、呑み歩きイベントの開始です。

ご挨拶 鏡開き


 早速、鏡開きで使われた樽酒「松本の酒」へ群がる方々もいらっしゃれば、各蔵元さんのところ(中町・クラシック館前には5つの蔵元さんが展開)へ群がる方々もいらっしゃいました。ウチもそろっと呑み始めるとしましょう。

樽酒に集まる人々 善哉酒造


善哉酒造

 最初の蔵元さんとして選んだのは、善哉酒造さん。比較的近所であることや、何故かウチの知人には善哉酒造の方を友達に持っている方が多いこともあって、直接の面識は無いにも関わらず、親近感があるんですよね。

 いただいたのは、「善哉 大安吉日 早朝しぼり 生原酒」と「善哉 にごり酒」です。

丸永酒造場

 「高波」の名前は聞いたことがありますが、意識して呑むのは今日が初めて。「高波 しぼりたて生酒」を美味しくいただくことが出来ました。

丸永酒造場 高波 しぼりたて生酒


亀田屋酒造店

 昔は時々「アルプス正宗」を呑んだ覚えがありますが、近年はめっきり御無沙汰です。今日は酒蔵直送販売限定だという辛口純米酒「粂次郎 隠し酒」をいただきました。

亀田屋酒造店 粂次郎 隠し酒


■ 明科酒造(安曇野市商工会 明科支所より

 看板を見掛けることはあっても、呑むのは今日が初めてです。こちらでは純米酒「廣田泉」をいただきました。

明科酒造・廣田泉


笹井酒造関連ブログ

 かつては持ち込み写真を使ったオリジナル・ラベルを作ってもらったこともあるのですが、近年はすっかり御無沙汰です。

笹井酒造


 今日は「笹の誉」の「槽場詰 純米吟醸」や「選り抜き純米酒」、そして「無加圧 袋吊し 大吟醸」といただいたのですが、ウチ的には最初にいただいた純米吟醸が一番バランス良く、好みに合うように感じました。

「笹の譽」純米酒&純米吟醸 「笹の譽」大吟醸


 テントの一角には各蔵元の仕込み水が「和らぎの水」として集められています。蔵シック館の入口脇にある「中町 蔵の井戸」の井戸水と共に、呑み歩きのインターバルとして貴重な存在ですね。

 鏡開きで使われた樽酒「松本の酒」ですが、最初の場所では直射日光に晒されることに忍びなかったのか、いつの間にか蔵シック館の影へ移されていました。

日影に移された樽酒 和らぎの水





 ひとしきり呑んだところで、今度は花時計公園の会場へと向かいます。

花時計公園にて


 やはり松本駅や繁華街に近く、公園の広さもあって、なかなかの賑わいですね。中でも唯一の食品ブースである「山賊焼」コーナーには大行列ができており、ちょっと並ぶ気力が出ません。各蔵元さんの前にも人だかりが出来ているので、うまくタイミングを見付けて呑むことにしましょう。

■ 奥澤商会(松本本町商店街より

 実はこれまで殆ど存在を意識したことが無かったのですが、今日は初めて「深志鶴」をいただきました。

奥澤商会・深志鶴


美寿々酒造

 近年よく呑むようになった、ウチにとってはお馴染みの蔵元さん(と言ってもお会いするのは初めてですが…)です。

 今日は「美寿々 純米吟醸 無濾過生」や「美寿々 純米酒」、「にごり酒 生原酒」をいただきました。

美寿々 純米吟醸 美寿々 純にごり酒


岩波酒造

 それほど頻度は高くないものの、稀に呑むことがあるこちらの蔵元さんでは、「鏡花水月」をいただきます。

岩波酒造・鏡花水月


山清酒造(株)

 近年、時折呑むことがあるこちらの蔵元さんでは「山清 しぼったそのまま一番酒 原酒」をいただきました。

山清・しぼったそのまま一番酒


笑亀酒造

 こちらも存在は「TAKE on me ! by 四季酒の会」の take さんの記事などで知っていたものの、呑むのは今日が初めて。

 take さんネタで丸山社長といろいろお話をしつつ、いただいたのは「夜桜」(純米大吟醸生原酒、限定千本シリアルナンバー入り)や「嘉根満(かねまん)」(純米無濾過生原酒)、「手造り純米酒」です。

 これらはいずれも、それぞれ個性を持つ旨さが印象的。今後は見掛けたら是非とも呑みたい銘柄と出会うことができました。

笑亀酒造・夜桜 笑亀酒造・嘉根満


大信州酒造

 こちらも近年になってよく呑むようになった、ウチにとってはお馴染みの銘柄。今日は「大信州」(別囲い純米吟醸 番外品)をいただきました。

大信州酒造 「大信州」(別囲い純米吟醸 番外品)


■ 菊水醸造店(gooタウンページより

 旧四賀村にあるこの蔵元さんのお酒も、今回が初めて。「銘峰槍」(特別本醸造)を美味しくいただくことができました。

菊水醸造店・銘峰槍


 こちらも会場の一角に仕込み水がまとめて置いてあるコーナー(右上の写真)があったのですが、まだイベントも中盤の15時前には数本しか残っていません。同じ頃、「山賊焼」も売り切れとなったそうで、残念ながら食べることが出来ませんでした。

残り僅かとなった仕込み水


 あ、あれ? ひととおり全ての蔵元さんを巡ったつもりだったのに、何故か「酔園」で知られる EH酒造さんだけ補助記憶装置に記録がありません。何てこった……

 それはともかく、花時計公園の会場では和太鼓の演奏なども催されていました。

太鼓の演奏(1) 太鼓の演奏(2)


 その後は中町・蔵シック館と花時計公園を行ったり来たり。途中、あまりの暑さに本町の「オールドロック」さんでちょいと休憩したりして…

何故かビールで中継ぎ OLD ROCK 外観


 各会場では様々な呑み手さんとも遭遇しました。おめでたい報告を聞かせて下さった「酒 宗夜」の SOJA さん& Yk さん、ブログや mixi での接点はあったものの実際にお会いするのは初めてとなる「さーて今日も一杯引っ掛けるぞ~! 信州松本ラーメン情報」や「ラーメン以外。」の razza さんやそのお仲間の方々、年明け以来の再会となったきき酒師の Cn さん、某店でよくお会いするギター職人Tさん夫妻や Tk さん、Ni さん。そしてこのイベントの後半からずっとご一緒することになる「日の出工房」のゴマさん夫妻など、皆さんそれぞれこのイベントを堪能されたようです。

笑亀酒造、再び 豚汁もいただいたらしい…


 後半は楽しくおしゃべりしながら巡ったハズですが、実は密かに記憶が曖昧。そう言えば、ふるまいの豚汁を無くなる直前にいただきましたね… 

 ということで、楽しく充実した、アッという間の4時間でしたよ~


関連記事:
「信州松本2009 おらが酒 呑み歩き」を振り返る(2009-04-21:別館)

酒 宗夜:「信州松本2009・おらが酒呑み歩き!」(2009-03-26)
TAKE on me ! by 四季酒の会:「またひとつ新しい歴史が始まる。~信州松本2009おらが酒呑み歩き~」(2009-04-08)

トラックバック先:
酒 宗夜:「信州松本おらが酒呑み歩き・2009!!(2009年4月11日・松本市内で飲み歩き)」(2009-04-17)
新まつもと物語:「信州松本2009 おらが酒呑み歩き」(2009-04-17)
松本経済新聞:「桜満開の城下町で地酒飲み歩きイベント-松本酒造協会が初開催」(2009-04-17)
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BUN のランチ | トップ | 松本城公園の夜桜 2009 -桜... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サヤカ)
2009-04-17 08:02:48
新まつもと物語へのコメントありがとうございました。

実はいつも日記拝見させていただいておりました。

私は美味しい美味しいとただ呑んでいただけなので、こうやってそれぞれのお酒のコメントを読んで、次はあそこのを買おうかな~などと思っております。

ちなみに…私も途中オールドロック行きました(笑)

あと、中町の会場で日記に出てくる方々と多分遭遇しておりますので(お名前が聞こえた)kuniさんともすれ違っていたのかもしれませんね。

いつか実際にお会いできる日がありますように。
返信する
Unknown (SOJA)
2009-04-17 18:23:07
先日はお疲れさまでした!
いろんなシーンが印象に残っています。
自分たちが到着した14時過ぎには、
「混雑している」と言うほどではなかった様に思います。
始めから1時間、
なかなかに人の動きがあった様ですネ~。

「中町・蔵の井戸」、
自分は何度も汲む事になり、
すごく助けられました。
都合、3~4回くらい1リットルのペットボトルの中身を取り替えたりしましたヨ~。
湧水の街と呼ばれる松本で良かった!とも思いました。
返信する
■ サヤカ さん (kuni@管理人)
2009-04-18 00:22:02
コメントありがとうございます!

> 私は美味しい美味しいとただ呑んでいただけなので

いやぁ、ウチも同じですよ~

呑み仲間の Yo さんの名言で「自分にとってお酒やお料理は『美味しい』か『凄く美味しい』か、殆どその2つしか無い」というような台詞があるのですが、正にそんな感じでした(笑)

[参 考]
http://blogs.dion.ne.jp/92_t/archives/5232330.html


> 私も途中オールドロック行きました

お~。やはり2会場の中間にあり、かつあの暑さですから、寄りたくなりますよね~(笑)


きっと、お酒の取り持つご縁で、そのうちお会いできることもあると思いますが、よろしくお願いします!
返信する
■ SOJA さん (kuni@管理人)
2009-04-18 00:35:11
> 「混雑している」と言うほどではなかった様に思います。

確かに、例えば上諏訪のイベントなどと較べれば、はるかに空いていて快適な密度ですけど、そもそも苦手なんですよね、人混みとか行列とか渋滞が…。

それでよく東京で仕事できてるもんです(苦笑)


> 「中町・蔵の井戸」

あの井戸はやはりポイント高いですよね~

ウチは(特に前半は)仕込み水や持参したペットボトルで和むことが多かったのですが、井戸のおかげで気軽にお猪口を濯ぐこともできるし、何かと助かりました。

仕込み水の切れた後半は井戸が「命の水」ですよね~

まぁ美味しいお酒ができるということは、基本的には水も美味しいハズですけど…(笑)

近年は「まつもと城下町湧水群」としても売り出し中(?)の松本だからこその魅力のひとつですね!
返信する

コメントを投稿

信州(松本市街・近郊)」カテゴリの最新記事