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酸素ボンベがまだ来ない

上手い思考の吐き出し方を探しています。目指せ週1更新。しかし最近ゲームメインになってます。

【感想】エルディア大陸戦記1st~リタニア編~

2012-10-24 22:27:23 | ゲーム・感想単品
バイト先で生徒さんからのお土産だよーということで高そうなチョコレートをいただいたのですが、アールグレイ味はともかく、残り二つが梅・山椒と結構冒険した味付けでリアクションに困りました、8bitです。

■今日感想を書くのは、SRPGツクール95製のファンタジーシミュレーションRPGです。こちらで配布されています。主人公の暮らすエルディア大陸に平和が訪れるまでの戦いを描く長いお話の中の序章、という位置づけになっています。大陸には大小10ほどの国がありましたが、ヴァイスランド帝国とメシュール同盟王国の二つの大きな勢力にわかれていました。この二つは、それぞれ一昔前の大きな戦争によりその力を失ってしまいます。主人公達の属する国・ヴァイス(ヴァイスランド帝国勢の盟主国)がかつての力を取り戻すため、失地回復を狙いリタニアへ侵攻する場面が今作にあたります。

■主人公は有名な将軍の娘です。軍の派閥争いらしき圧力で、開始早々役立たずの「ゴミ」と呼ばれる癖の強い(一部本当にやる気がない人もいるような気はするが)兵の寄せ集めで、そのうえ人数も一般の軍団の1/3以下という第12軍団を預かることになります。軍団は一瞬腐っていましたが、団長の腕っ節に驚いてほどなく意気投合して戦場に出かけていきます。

 本当は平和を願っているのだけれど、祈っているだけでは戦乱は終わらない。帝国を他の国が逆らえないような大国にすることで戦乱を終わらせることを思って剣を取る彼女ですが、実際戦っていくうちに葛藤が生じていきます……。まぁ、基本的に明るい雰囲気であまりそういう場面は良くも悪くも通過儀礼のような程度にしか感じませんでした。

■オーソドックスなSRPGのような気はしますが他にSRPGをあまりやらないのでなんともいえません……()。属性等以外に、章ごとにどのように動けばよいのか、といったことをステージの初めに主人公達が言うのでそれを聞いておけば、たぶん大丈夫です。特に説明されないですが、自軍以外の自国の軍のユニットが動かせる面があり、これに気づかなかったので、何度もゲストキャラのお姉さんをお亡くなりさせてしまいました……。

 ほほえましかったのが、前衛歩兵師団といういわゆる雑兵が軍に三隊いるのですが、戦力としては後半のイベントを起こすまでほとんど使えません。メインキャラの会話から察するに用途は隠しイベント探索要因。他の精鋭達が前線で戦っている後ろをひょこひょこ歩き回ってイベントを起こし回る可愛らしい「後衛歩兵師団」です。ランクアップ(方法がひどい……笑)後は騎馬ユニットのランツが馬を失って戦力ダウンした感じの所をよく補うほどの成長ぶりでした。攻撃時ボイスも……笑

■年代のせいかもしれませんが、絵柄が古いのと色数制限による荒れが気になるかもしれません。絵の入るタイミングがよいです。そうえいば、戦闘時にボイスが入ります。思いの外、丸い感じの声なのでもうちょっときりっとした方が好みだなぁ、と思う人も多かったです。お気に入りは切り込み隊とアリーナの声でした。

■格好良く、かつ使える性能なのに顔出し程度に終わった人も多いし、盛り上がってきたところで「To be continued...」で終わるのが最大の欠点というか、もう10年くらい続編出ていないのだから、でないのでしょうね……。
 ちょっと寂しい気持ちになりつつ、今夜もお休みなさい。