福井二日目の夕日です。岐阜の夕日に比べると優しげな
気がします。
(発進前撮影)
山道だからと事前に雪の有無を調べ、北の方だから満開では
ないかも(咲いているのは前提)と予想していました。
にもかかわらず、山肌や道端に雪を、そして硬く閉じたつぼみを
間近に見た時、正直驚いてしまった。驚いている自分に驚いた。
完全なる春ボケです
寒ければ薄着のまま暖房のスイッチを入れ、雨が降ればワイパーを
動かし車と建物の間を小走りする。最悪、空に文句を言いながら別
の日に予定を変える。日常では環境ってこんなつきあいです。
対峙することが無い。ただ、しなければならない時がある。
いくら念じても花は開かない。風が強ければテントのシートを外さねば
ならない。寒ければ厚着をし、雨が止み陽が出るのをひたすら願うより
ない。私が普段多大な資源を使って直面しないでいられる自然の力の
大きさ。
完全なる平和ボケです。
今この空の下、想像もつかない悲しみ・苦しみの中自然と対峙している
方々がいる。
ボケてる自分に心の中で往復ビンタ!
暗い山道をこんなことを思い走りました。
帰宅し鏡を見たら、顔が赤い。
そういえば熱っぽいかもと額に触れようとしたら、「日・焼・け!」の声が。
聞こえたような気がした。