88beeHive's blog

ステンドグラス作り人の出店と散歩の記録

出店紹介

2012-02-29 19:20:35 | イベント
 少し前のこと。展示用の棚を新たに作り出店しました。
 作品は変わってませんが魅力120%増しな気分で張り
 切って開店しました。そこへご老人が来店。
 「いらっしゃいませお客様。」 ご老人は新しい棚の前
 までやって来られました。しばらくして「いかがでござい
 ますかお客様」とお声を掛けさせて頂くと「なかなかよい
 作りだねぇ」とのお言葉です。「ありがとうございます。
 当工房はより良い作品をより高価に・・・ではなく、りー
 ずなぶるにご提供するをモットーにガラスを切る所から
 丁寧に作業させて頂いております。」と、ぱーふぇくとに
 お答えすると、ご老人は鈍く光る目で私を見ながら静か
 にこう言われた。
 「ふむっ、確かに素晴らしい作りの棚ですなぁ。」

  

 そんなことがあったので効果の方は期待していませんが
 今回より展示用棚を一新しました。
 新しい展示棚で望むイベントは今週末3月3.4日に開催され
 ます 土岐クラフトフェア 2012 です。
 ぜひとも新しい棚 ではなく 作品を観にいらしてください。
 会場は土岐プレミアムアウトレット近く、ご当地グルメ大集合
 などのイベントもあります。


花とつぼみ

2012-02-28 19:26:55 | 日常雑記
  

 熱が少し残っていますがだいぶ体調が戻ってきました。
 庭のクロッカスが満開です。

  

 一番に黄色の花を咲かせた陽だまりに紫の花の一番手が
 花開きました。いよいよ春ですぞ。

  

 まだ咲いているのか、もう咲いたのかわかりませんがクリス
 マスローズの花がありました。

 

 固く硬く結んだままの梅のつぼみが膨らんできました。

 もうすぐもうすぐ春ですぞ。

  

 片隅に椿の花を見つけました。早春ですな。
  

発熱中

2012-02-27 20:30:49 | 日常雑記
 只今、発熱中。37.9℃。少し下がった。朝方の吐き気はおさまり
 身体の節々の痛みも弱まって眠れるようになりました。
 幼い頃は病気になると今はサイボーグに改造手術中で明日から
 ヒーローになれるんだと想い我慢しました。この熱は知恵熱で
 明日になれば今まで眠っていた能力が目覚める。とか、今週末
 からいよいよ本格的に始まるイベント出店を控えて体の中の弱気
 怠惰などの負因子を焼いているのだと今想っております。
 あまり成長の痕が見えない気もします。
 昔友人が座右の銘は「一日生きることは、一歩進むことでありたい」
 だと、迷いのないまっすぐな眼で言ったのを長い長い暗闇と停滞の
 時代にあった私は嫉妬と反発そして心の奥底で強い羨望を感じました。
 現在は以前より一歩でも前に進もうとすることの大切さを素直に思え
 ます。なかなかできないけれど。
 さぁ、もう一眠りして身体の中の悪いものを焼き尽くして明日から一歩
 進もう。やること、やれることがある事は幸せなことですよね。

新作の紹介

2012-02-26 20:14:20 | 作品紹介
  

 セラミックパーク楽々市終了しました。ご来店くださった
 お客さまありがとうございました。
 

  

 今回は私のではなく88beeHive 構成員 beeOG の新作の紹介です。

  

 人物周りは吹き抜けになっています。私は気に入りませんが・・・。

  

 建物の部分はガラスの模様を使っています。結構良い感じ
 ではないかと不本意ながら思っております。

  

 ガラスの中に風景を見出し、そのためには接着剤を使用する
 という作風です。ガラスの色違いの所でハンダによる線が無い
 ものは接着剤によるものです。右側の気球が私の作品です。
 私は単に「気球」と呼んでいるのですが今日楽々市で見てみると
 「北北東に向かって」などと勝手に名付けていました。
 寒気に鳥肌を立てつつ抗議すると「昔そんな名の映画あったろ」
 などとかっこつけて言う。それを言うなら「北北西に進路を取れ」!!
 それはともかくイベント出店で私の作品を選んで褒めて頂ければ
 機嫌うなぎのぼり間違いなしです。ぜひ遊びにおいでください。
 今回は少し不協和音を漏らしつつの新作紹介となりました。


走れ !! 上海号 2

2012-02-25 20:01:20 | 思い出
  

 駅にたどり着いて尋ねてみたけれども2人ともまだほとんど
 聞き取れず、結局指差してもらった方角に向かうよりなかった。
 数々の指に導かれそれがあるらしき場所を見ることができた。
 陽を受けた麦の穂はキラキラと輝いて広大な麦畑は黄金の海
 のようでその中にポツリと島のように森が浮かんでいた。
 かつて三国志の英雄の一人張飛は、劉備、関羽と共に乱世に
 飛び込む前は肉屋を営んでいて、狩りを終えるとその井戸を使
 っていたとのこと。
 幹線道路から分かれた未舗装の細い道を進みその森に入ると
 雰囲気が変わった。静けさと湿気。道一面にわらが敷き詰めら
 れていることが余計に違和感を感じさせた。さらに進むと民家が
 見えてきた。森ではなくて村だったのである。ただ人気が無く土色
 のレンガを積んだ家だけが見えた。はるか三国志の時代からその
 風景は変わっておらず、虎髭・蛇矛の英雄が馬に乗って現れても
 不思議ではない気がした。ようやく見つけた村人の指差す先に
 「張飛的故井」はあった。早朝出発して自転車をこぎ続けること4時間。
 井戸自体は土に埋まり土管の端が覗く程度で小さな碑があるだけで
 あったけれど、この村自体が三国志を体感させてくれたような気がした。
 帰りは局地的な嵐やパンク等があったがただひたすら黙々とペダルを
 こいだ。北京へ北京へと。

  

 上海号の雄姿です。当時は自転車天国だったので幹線道路の
 道端には自転車修理屋さんがある程度の間隔で座っていたの
 で故障などはそれほど困りませんでした。
 上の写真は第2回自転車旅行で明の十三稜へ行った時のものです。
 右がモトさん。左が私です。