「いし君」の晴遊雨読

雑食性・多趣味・お出かけ大好き症候群
(写真と文面は関係ありません)

わが家の残留放射能

2012-01-30 | 巨大地震・原発・そして放射能

最近建設資材の放射能問題が大きく取り上げられている。

今まで考えもしなかったが、当地(わが家)でも濃縮残留放射能問題が有り得るな~~~

私のアパートは降る雨が屋根からトヨを伝って落ちて、何処にも誘導されず地べたに溜まる。

即ち、降った雨は溜まり、自然に浸透するのを待っている状態。

いわば雨は土のフイルターにかけているようなもの。

この建物は3~4段の崖に建っていて、その崖の上から3段目に我が家が建っている。

もう一段下に宅地があり、そこに雨水は浸透しているのだろう。

一度放射能検査をしてみたら面白い・・

多分高濃度放射線(0.6ミクロシーベルト以上)????の上で寝ている・・・・


木村伊兵衛のパリ

2012-01-30 | いろいろ思う事

先週(22日)の9時からと・・今週の今日(29日)の20時・・NHK2ch

「天然色でパリを撮る」・・木村伊兵衛 を再度観た

天然色(カラーフイルム)を使い出した初期

何とそのフイルムの感度は10だそうだ。

この10は今では10~40倍で撮っている

色がいかにも天然色写真の色・・・


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木村伊兵衛 天然色でパリを撮る

出演

緒川たまきさん(俳優)

 

日本写真界の巨人、木村伊兵衛(1901~1974)。常に愛用のライカを首から下げ、一瞬の表情を逃さず、
サッと居合抜きのように撮影してしまう「スナップ写真の達人」だった。
“日本人の日常をリアルに捉えた白黒写真”というイメージが強い木村だが、それとは趣を異にする長く世に
出なかった
作品群がある。
それは木村が、戦後民間人の海外渡航がまだ制限されていた1954年にフランスに渡り、開発間もない
カラーフィルムで、
パリやイル・ド・フランスの田舎町を撮影して回った実験的スナップ写真。
何よりもすばらしいのは、一般的には白黒写真しか存在しなかった1954年に、パリがカラーで撮影されて
いるということだ。

我々が知っているようで実際には見たことがない、不思議なパリだ。
初めての海外で、「仕事」や「芸術」から解放され、自由にスナップ写真を撮りまくっている53歳の木村の素顔が、
このパリの写真群からは想像できる。
微妙な光を細心の注意でコントロールしつつ、絵画的な美しさで街角や人々の表情を捉えている。

バスティーユ/焼きぐり屋台のおばちゃんの怒ったような顔・・・
モンマルトル/楽屋裏の踊り子たちの気取らない笑顔・・・
シャンゼリゼ/渋滞する大通りの運転手たちのイラつく顔・・・
イル・ド・フランス/印象派の絵画のような、川岸を自転車で走る少年のシルエット・・・

木村がフィルム会社から託された試作品のカラーフィルムは、昼光で感度がASA10という驚くべき
低感度のもの
だった。
彼がいかに苦労しつつ、自分が美しいと思ったパリをいかなる「色」をとらえようとしたか? 
木村がシャッターを押した状況の技術的な再現も織り交ぜながら、53歳の異邦人がファインダー越しに
フランスの何を見、
何を感じたのかを解き明かしてゆく。

 

撮影:緒川たまき


撮影:緒川たまき

撮影:緒川たまき

撮影:緒川たまき