木の下で話しましょう

ソトコトとは、木の下で話しましょう、というアフリカ語源の福祉用語です。

ハラスメント

2018-01-28 | Weblog

ハラスメントの種類は 26 種類ある。

1. セクシャル・ハラスメント2. パワー・ハラスメント3. マタニティー・ハラスメント4. セカンド・ハラスメント5. リストラ・ハラスメント6. スモーク・ハラスメント7. アカデミック・ハラスメント8. キャンパス・ハラスメント9. モラル・ハラスメント10. ジェンダー・ハラスメント11. テクスチュアル・ハラスメント12. アルコール・ハラスメント13. ペット・ハラスメント14. エイジ・ハラスメント15. シルバー・ハラスメント16. マリッジ・ハラスメント17. ドクター・ハラスメント18. スメル・ハラスメント19. エアー・ハラスメント20. ブラッドタイプ・ハラスメント21. テクノロジー・ハラスメント / テクニカル・ハラスメントともいう22. エレクトロニック・ハラスメント23. カラオケ・ハラスメント24. ゼクシャル・ハラスメント25. レイシャルハラスメント(人種ハラスメント)26. パーソナルハラスメント

  

在宅介護職をしていればほぼ全部が該当する。ヘルパー不足の一因もハラスメントにある。これ皆全て勘違いしている利用者と評しても過言ではない。

まず、密室ゆえの79歳爺様のセクハラ、ある日、突然に「裸になれ」「布団に入れ」「裸になれば暖房を入れる」はて?最初は聞き間違いだと聞き流した。その後、数回に渡り言われたのでシフトの変更をした。

次にセカンドセクハラ、前記を説明すると他の人には言わないのであなたの態度がそのように言わせたのではないのか。とサ責がのたまうた。ふん、気色の悪い、言われた者の身にさえなれないのならその役職の資格はない。

他件では、30代の女性ヘルパーが利用者に「乳揉ませ」と言われた。それを利用者本人より聞かされたのでそれはセクハラで訴訟の対象になり再度、そのような言動があればヘルパー派遣は出来ません、と教えると意外そうな表情をして頷いた。以降、その利用者からのセクハラ発言は無くなった。

 

一方、見聞によればヘルパーから利用者へのセクハラもある。介護計画に入浴はないのになぜか毎回シャワーをするとか・・・事業所は利用者が喜んでいるならよかろう・・・らしい。ちなみにヘルパーが女性で利用者は男性に限定されるので変態ヘルパーとしか言いようがない。男女問わずのサービスならまだ救われるのだけれども・・・。

 

更にパワハラの件、生活援助で部屋の掃除をしていると後ろからついて回り細かい指図をする。ヘルパー仕事ではないと言えば「あなたになってから汚くなったといわれたら厭でしょう」と脅迫する。帰り際に「掃除したあとゴミを拾っている」と嫌味を言う。

先般は「高価なブランデーがなくなった」と、息子が言っていた。あきらかに私を疑っているようでその日はいつにもまして背後に付きまとい指図をした。認知症の物盗られ症と称するには短絡的で粘着質な悪意を感じたものだ。訪問介護の弱点は密室という件で相撲協会事件の低俗な無責任体質がまかり通る恐怖である。いわば、利用者の権利を優先し下手をすれば遣われ人のヘルパーの虐待ではないのかと誤解され兼ねない。

関わり合いたくない案件は、迅速に退去するのがせめてもの保身なのである。

これぐらいはまだ可愛い方だ。ある日、片麻痺に昼食を作り配膳して洗い物をしていると食卓から皿を投げる音がして大声を出しているので見ると床に食べ物が散乱し服に汁がかかり汚れている。

どうかしました?と聞けば「殺してやる!」

はっ?なんのことやら?どうして?

「お前なんか殺すのは訳ない!」

なんであなたに殺されなきゃならぬのか?

背筋がぞくぞくして来たので次第を事務所へ連絡して怖いので帰ります、と、報告したら”暫く出なかったので安心してたのに・・危険だからすぐに帰って下さい”と促され、利用者に帰りますと言うと、お前なんか今すぐに帰れ!!と鬼のような形相で怒声を浴びせ掛けられた。

これ、男性かとお思いでしょうけど64歳女性である。

帰宅後、事務所から電話があり本人が電話口に出て「ごめんなさい、すみません、もうしません」と泣きながら謝罪された。病気のせいだと本人はしつこく言い訳をした。しかし、彼女の場合、ハラスメントが酷くヘルパー50名を辞めさせている。以降、数回依頼されたが断った。冗談じゃねえ!!!の心境だ。彼女はまた他にも問題がある。いわば強迫神経症でヘルパーの帰宅後、全部チェックをしてやり直すから夜遅くまでかかり疲れる、らしい。へ~、それなら全部ご自分でやりなさいよ、と、言いそうになるが、一応、利用者様なので反芻しながら呑み込む。

 

 だが、経済成長期に現役だった私などは26種のハラスメントは日常であり、男社会でさんざんな目にあって生き延びて来た。それが功を奏したのか日本は一流国にのし上がった。現在の価値はどうだかしらないが・・・ハラスメント26種は難病と同様、これから増え続けるだろう。この現象が喜ばしいのか意気地なし人間養成なのか私にはわからないが、唯一、人の気持ちを逆なでして喜んでいる人間にだけは勝利させてはならないと願うばかりである。

  


公的扶助

2018-01-28 | Weblog

公的機関が主体となって一般租税を財源とし、最低限の生活を保障するために行う経済的援助[1]社会保険とともに福祉制度の大きな柱の一つである。

公的扶助の成立前には、もっぱら教会や慈善団体による私的慈善事業(private charity)が行われたり[1]、貧困を個人の素行等の道徳的問題としてとらえる消極的な施策にとどまっていた時代があった。しかし、貧困が個人のレベルでは解決しきれない広がりと深さをもってきたことが社会の共通認識となってきたことから、国家が客観的・無差別平等に、権利としての扶助を行うという現代的な公的扶助の制度が成立した。

公的年金雇用保険労災保険などの社会保険制度も、貧困対策の機能を有する。これらの社会保険制度と比較してとらえると、公的扶助とは「国家が、最低生活保障(ナショナル・ミニマム)を目的として、貧困状態にある者を対象に、貧困の事実認定を行うための資力調査(ミーンズテスト)を課し、公費を財源として行う制度」といえる[1]

所得保障制度は、事前の拠出を伴う社会保険制度と、無拠出だが資力調査を伴う公的扶助(Public assitance)と、厳格な資力調査を行わずに特別のカテゴリー(targeted)に給付する社会手当(Social assistance)とに分類される[1]。社会手当のうち、日本において最も普遍的なものは子ども手当(2010-2013年)であり、その他に児童扶養手当特別児童扶養手当がある。無拠出制年金も保険料を徴収しない、一般税収を原資とした年金制度である。(ウイキペディアより引用)

 

 

最低生活保障(ナショナル・ミニマム)の基準が理解出来ない。

世帯の平均所得を基礎としているのであれば年金受給者は、ほぼそれ以下であり、生活保護受給者よりも少ない。

 年金受給者が人生をかけて長期間積立をした結果受給されるのに比べ多様な人生があるので一様には言えないが、若いころから計画性もなく資金繰りさえ眼中になく好き放題に暮らし(貧困なりに蓄えもせず)年金受給資格もなく住む家さえ確保出来ず生保受給を当然のように申請する。
行き過ぎた社会保障は社会を堕落させる。
支給日にはパチンコ屋に行列が出来る。
自身で健康管理も出来ないので重度の難病になる。
筆者は在宅ヘルパーをしているのだが、真面目にこつこつと働き国家の世話にだけはならないで自分のことは自分でと持ち家で少ない年金の利用者がいる。
人は、いつか独りになる。最後に残された高齢者の生活支援に入っている。
月5万円ほどで医療費、食費、デイサービスを賄う予算である。
家賃は不要だが、これだとかなり厳しい食生活である。
軽度のアルツハイマーだが訪れると「いつもすみません、結構な物を買って頂いて」あなたの自費だと説明してもなかなか理解できないようだが、こちらが恐縮するほど感謝される。
 
一方、脳梗塞片麻痺、糖尿病の難病生保者は賃貸マンションで家賃扶助、医療費無料、デイサービス費用無料で食費にもゆとりがある。
冷蔵庫には食料が満杯で消費仕切れずに廃棄する、ヘルパーが毎食調理をする。
これって金持ちの家政婦ではないのか?と勘違いしそうになる。
病気の当人がいちばん辛いのは理解出来るが、人生設計も杜撰で自己の健康管理すら出来ず(厳しいかもしれないが政策が許せないだけ)国家におんぶに抱っこかい・・・と努力しても報われない資本主義だか社会主義だか分からぬハイエナ国家に絶望している。
 
この国ではずる賢い悪者が良い目をみて普通の常識ある者が馬鹿をみていないか?
金銭忖度で国家の重要事項を決定してはいないのか?
この分だと悪質な日本人ばかり増殖して生き残り自立した社会などは望めそうにない。