碁ロック

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結城聡九段が天元挑戦者に。

2010-09-10 02:39:18 | 囲碁
 山下敬吾天元への挑戦者を決める、第36期天元戦挑戦者決定戦が行われ、結城聡九段が金秀俊八段に白番4目半勝ちを収め、挑戦者となりました。

 金秀俊八段惜しかった。個人的には金八段を応援していました。
 準決勝では張栩棋聖を破るなど、この棋戦に棋士人生をかけていたと思いますが、残念ながら一歩及びませんでした。
 
 
 すごい戦いです。なんだか豪快な振り替わりですね。
 金八段が左辺に打ち込んだところで少し失敗したようです。


 早碁棋戦をほぼ制覇し、リーグなど各棋戦でも活躍し続けている結城九段ですが、挑戦手合には過去5回出場していますが、タイトル獲得には至っていません。
 山下敬吾天元との番碁は今回が初めてですね。

 すごい戦いの碁になりそうですね。
 私はやっぱり山下天元の防衛を期待します。
 棋聖だった頃は冬将軍などと呼ばれていましたが、もうここ1年はずっと将軍でしたね。

 第36期天元戦挑戦手合五番勝負は10月28日に北海道で始まります。


◎ 木曜に行われた棋聖戦リーグなど

 棋聖戦Aリーグでは現在3連勝でトップの高尾紳路九段と1勝2敗の加藤充志八段の対局が行われ、高尾九段が黒番中押し勝ちしました。

 前局、山下本因坊との直接対決を制し単独リーグトップに立った高尾九段が負けなしの4連勝となり、リーグ優勝に王手です。
 山下本因坊はリベンジマッチに赤信号ですね。山下本因坊は河野臨九段と依田紀基九段の2局残しており、両方勝つことがリーグ優勝への絶対条件です。
 高尾九段は王銘エン九段との最終局に勝てばリーグ優勝決定。もし負けて山下本因坊と4勝1敗で並ぶとリーグ内序列の関係でプレーオフなしで山下本因坊がリーグ優勝となります。優勝争いはこの二人に絞られています。
 
 Bリーグも1局、井山裕太名人対秋山次郎八段が行われ、井山名人の黒番中押し勝ちとなりました。
 Bリーグの現在のトップは山城宏九段が3勝0敗、井山名人は今日勝って3勝1敗とし、勝ち星で並びました。
 最終局にこの二人の直接対決があるのでまだわかりません。星の上では現在2勝2敗の羽根直樹九段も序列上位のためまだ優勝の目があります。



 えこ贔屓な私は、王銘エン九段と山城宏九段の奮闘に期待します。

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