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田舎ぐらし(41)

― なぜ家庭菜園をやってるの? ―


  「酵素の謎 なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか
     鶴見 隆史 祥伝社新書

 家庭菜園をやる大きな理由のひとつは長生きしたいから。菜園で無農薬、無化学肥料の野菜をつくれば、酵素をふんだんに摂ることができる。

 老化、寿命の原因として「酸化ストレス説」、「テロメア説」、「老化遺伝子説」、それと「酵素寿命説」がある。
 酵素寿命説は体内にある酵素の量で老化、寿命が決まるとするもの。(「酵素の謎」鶴見隆史 祥伝社新書)

 人間は酵素を使って食べ物を消化し、アルコールを分解し、血液を作り、皮膚を作っている。酵素があるから、生物として活動できている。(「薬剤師は薬を飲まない」宇田川久美子 廣済堂)

 酵素は一生で一定量しか作れない。それを毎日の生活の中で使い、老化し、病気になり、そして死んでいく。
 酵素は歳とともに失われていくから、無駄遣いをやめて大事に使わなければいけない。あわせて果物や野菜に含まれる天然の酵素で補ったらいい。(上記「酵素の謎」)。

 酵素の無駄遣いがどれだけ寿命に影響するか、ワシントン大学の外科医の先生たちが実験をした。唾液や胃液や膵液、腸液には相当の量の消化酵素が含まれている。先生たちは数匹のワン公の体に管を入れ、膵液を外へ抜いてみた。
 ワン公たちはふだん通りのエサを与えられていたにもかかわらず、1週間内にみんな死んでしまった(同)
 
私たちの食生活でこの “ 膵液を抜く管 ” の役割を果たしているものにレトルト、インスタントなどの加工食品、食品添加物、残留農薬などがある(同)。

 野菜に残留農薬が付いている、付いていないというのは、毎日、毎食のこと。軽く考えていいことではない。菜園が無理なら、ベランダを有機野菜でいっぱいにするのもいい。自分が蒔いた種が土を割って芽を出す、何とも言えず嬉しいものである。

( 次回は ー 今どきの働き方 ー )



 



 

 

 

 

 
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