練習場の風景

冬にしては暖かい日曜日の午後。
いつものように練習場にて練習しているととなりの席に50代の夫婦が。

ひとつの打席を二人でシェア。
でもなんか変。
二人共むすっとして会話もない。
おそらく来る途中に喧嘩でもしたのか？

席に着くと二人はおのおのの準備。
もちろん交わす会話もないまま。
先に準備を終えた奥さんが打席に立つ。
交わす言葉もなく。
険悪な空気はそのまま。

バボッ！
ボゴッ！
バギィ！

そんな状態では上手く打てるはずもなくミスショットばかり。

支度を終えたご主人は椅子に腰かけたまま黙って奥さんの打球を目で追う。

その後も奥さんはボールに怒りを込めるかのようにボールを引っ叩いていく。

そんなとばっちりを受けたのではボールもたまったものじゃない。
まるで逃げるかのように右に左に飛んで行く。

見かねたご主人は席を立ち何処かへ。

それでも
奥さんはボールを引っ叩き続ける。

暫くして帰ってきたご主人の手には・・

えっ⁉︎

紙コップに入ったコーヒーが二つ。

そしてひとつを奥さんに差し出す。

奥さんも驚き少し気まずそうに紙コップを受け取る。

えっ、・・・ありがとう。

しかし
険悪な空気を払拭するにはいたらず。

その後も奥さんのクラブにボールは上手く当たらず。

それでも暫く打ち続けると次第にあたるようになり、10分程した頃、

カッキーン！

ついにナイスショットが。

やったー！

小さく呟いた奥さんは打球を見送った後、チラッとご主人をみる。

ご主人は椅子に腰掛けたまま携帯をいじってる。奥さんの方もみていない。

折角のナイスショットを見ていないご主人に少しがっかりしながらも気を取り直し次の球を打つ。

カッキーン！

なんと次の打球もナイスショット。

すると後ろから

・・・ナイスショット！

振り返ると携帯に眼を落としたままご主人が小さい声で一言。

それでも奥さんも少し嬉しそう。

完全に調子を取り戻した奥さん。

次の打球もナイスショット。

すると

ナイスショットッ！

今度は
打球を眼で追いながらご主人が一言。

奥さんも嬉しそうに

ありがとう！

更に奥さんがひと言。

ボールが右に行くのはどうしてかな？

するとご主人がアドバイス。

肩がまわってないからだよ。

あっ、そうかっ！

奥さんも素直に頷き、次の球を打つ。

カッキーン！

今までで一番のあたり。
ボールは曲がることなくまっすぐに。

ご主人もそんなボールの行方を見ながら満足そう。

奥さんも嬉しそう。




んっ⁉︎ あれっ⁉︎

さっきまでの険悪な空気はどこいった？

その後は交代してご主人が打席に。

ご主人は最初からナイスショットを連発

その度に奥さんから声が。

ナイスショット‼︎

もうその頃にはきた時の険悪な雰囲気はなく仲のいい夫婦の風景。

これもゴルフのあるある話かな？

アプローチマスターへの道

前回ゴルフで散々だったアプローチ。

グリーン周りからのアプローチがどれだけスコアに直結するかを痛感した小生。

これではダメだと反省しアプローチを集中して練習する事に。

目指すはアプローチマスター！

とはいえ何をどうすればいいのか全くわからない状況。

とりあえず練習場に行き、ボールの位置、フェースの開き具合、ヘッドの軌道、重心の位置など考えられる事を色々と変えて試してみました。



気づけば二時間で400球近く打ち込んでいました。

おかげで前回のラウンドでのアプローチで何が悪かったのかはわかったような。

まだまだどうやって打っていいのか模索中ですが、アプローチ失敗の負のイメージは払拭はできました。

これからも色々とアプローチの練習を取り入れていこうと思います。

アプローチマスターへの道、
険しく果てしなく遠そうです。

気分は天竺を目指す三蔵法師です。

おーい！
悟空や〜い、何処にいるんだ〜！

こぶしGC

以前、ラウンドしたこぶしGCのラウンドレポートとコースレポートです。



こぶしGCは中央自動車道・土岐インターから20分程の山間にある丘陵コース。

ラウンド当日は生憎の大雨。



正直、ゴルフどころではなく集中力を欠きあまり記憶がないのが実際。
その点をご了承ください。

ゴルフ場に着いて・・

さすがに雨が強く練習する気にもなれず雨具を着てスタート時間を待つ。

時間となりテンションが上がらないままスタート。



ティーグランドに立って思う。

んっ⁉︎ 狭くないか？

全体に言えるのですが決して広くはないです。
前日ラウンドしたコースが広かっただけに特にそう感じたのかな？
ただNo9ホールを除いては距離も長くはありません。

更にフェアウェイを隠すように霧が。
100y先が全く見えない。
気をつけてないとボールを見失いそう。
実際、
ナイスショットと思われた打球も三球程ロストボールに。

小生、雨のゴルフが大の苦手。
アンパンマンなみです。

濡れたグリップは滑りすっぽ抜けてしまう。握り方が悪いんだろうね。
今日も何度となくすっぽ抜けて・・。

ロストボールとすっぽ抜けによるミスで2ホール目で既に緊張の糸断絶！

ただ早く終わりたいと願うだけ。



グリーンには雨が浮き速さもわかりません。
多分、
乾いていたら速いんじゃないかな？

やっとの思いで前半を終え、レストランで昼食。

小生、こぶし定食(?)をいただきました。本日は昼食込みのプランでしたが200円程度の追加料金が必要でした。



午後になり雨は上がったものの、一度切れた緊張の糸は修復される事なく小生のゴルフは散々。

out 57 in 56 トータル113 とゴルフを始めた当初のしょっぱい記憶を思い出しました。

パットは結局最後まで読み切れず48とこの10年でワーストでした。

このコースの名物ホールはなんと言ってもNo9のロングホール。



Regティーからも600yを超える長さ。



2オンはおろか3オンも難しい。
小生は4オンで辛うじてグリーン隅に乗せそこから3パットのダボでした。
飛ばすことに自信のある方、是非挑戦してみて下さい。


もう一つはNo7ホール。
距離はさほどない崖越えのショート。



ショートしたり左に外すと10y近くの打ち上げとなりトラブル必至。
かと言って右と奥はOBが近い。
十分にご注意を。

小生は一か八かと腹をくくって7iで打ったボールは奇跡的に真っ直ぐ。
ただアドレナリンの出過ぎかグリーンで跳ねたボールはグリーン奥バンカーに。
2オン2パットのボギーでした。

総評として・・
晴れた日にもう一度挑戦したいですね。

春日井CC ③

先日、温泉旅行でお邪魔した春日井CCのラウンドレポートとコースレポート。



春日井CCは愛知の名門コースの一つ。

メンバーの同伴・紹介がないと予約が取れません。

今回はメンバーの友人に誘ってもらってラウンドができました。



早速、ゴルフ場に着いて受付・着替えを済ませ練習レンジへ。

練習レンジは1階、2階に分かれておりネットもないので広々と打てます。



横にはアプローチやバンカーの練習レンジも併設。

練習を開始して・・

本日も小生は絶不調。
ボールは相変わらず右に左に。
しかし昨日の練習でそれも覚悟済。
更に今日の小生にはある目論見が。

今日は絶対に無理をしない！

ミスショットの可能性が高いクラブは絶対に握らない。

まぁ、当たり前の事なんだけどね〜。

でもその作戦を徹底する事に。
どんなに広くてもティーショットは3Wで打ち、例え距離が長くてもアイアンは8I以上は持たない。

ミスショットを極力減らす苦肉の策。

しかし
その作戦は思いの他上手くいって・・。




春日井CCは東コースと西コースとがあり今回は東コースをラウンド。

西コース同様フェアウェイは広いです。

OBを気にせず思いっきり打てますよ。

ただ随所にフェアウェイバンカーが効果的に配置。

このバンカーがちょっと曲者。
フェアウェイバンカーにしてはアゴもあり入れると厄介。

ご注意を！

距離はショート、ロングとも長くはないですがミドルは少し長めかな？

ミドルホールでの本日の攻め方は一打目を3Wで190y飛ばしニ打目を135y打ち、残り50〜60yのボギーオンを狙う作戦。

超消極的な本日の小生。

でも実はニ打目まではほぼ思ったとおりに打てたんです。100点満点。

問題は三打目。
50〜60yのアプローチ。
これが酷い。殆どがザックリ。
一つのザックリは負のイメージを残し次もザックリ。
こんな感じでザックリを繰り返すたび負のイメージは蓄積され最後にはザックリのイメージしかなくなり・・。
パターもそこそこだっただけにアプローチさえもう少しよければ・・。
これが本日の小生です。

本日のスコアは
out48、in52のトータル100でした。



ちなみにグリーンはかなりおもめ。
表示では8.5フィート。
ただ傾斜は厳しくないです。


東コースの名物ホールはNo4とNo18

No4 par3 139y



池越えのショートホール。
距離はないがティーグランドすぐからグリーン間近まで池が大きく広がり池越えが苦手な方にはプレッシャーが止まらない！



No18 par4 376y



右側に池が続くミドルホール。
池の橋などその景観は印象に残ります。


総評としてフェアウェイは広く初心者にも優しいかな？
ただお財布には優しくないですよ。

ゴルフ場のなんで？

先日、
ラウンドしたゴルフ場の？？？な話。

当日はラウンドも躊躇するような大雨。



それでも折角なのでプレーはする事に。

スタート時間になりカート置き場に。

そこにはバッグを乗せ準備を終えたカートが何台も列なりスタートの時間を待っていた。

大雨という事もあり当然、バッグにはビニールのカバーが掛けられている。

更に全てのカートの側面には雨の吹込みを防ぐビニールのカーテンが取り付けられていた。



これはいいやっ！
横からの吹込みって結構濡れるからね。

と小生達のカートを捜す。

そして小生達のバッグが乗ったカートを発見。

でも・・
んっ⁉︎ んんっ⁉︎

小生達のカートだけ横のカーテンが付いてないっ！

なっ、なんで〜⁇

他のカートには付いてるのに小生達のカートだけカーテンがないっ！

小生達がメンバーじゃないから？

小生達が下手だから？

50センチのパットをはずすから？

ドライバーを曲げるから？

ひょっとして別料金？

近くにいたキャディさんにどうして僕らのカートにはカーテンがないのか聞いてみた。

しかし機種が違うからとか曖昧な回答。

結局、納得いかないままスタート。
雨以上にテンションはガタ落ち。

今でもなんで僕らのカートだけカーテンがなかったのか不思議です。