酔虎の独り言

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サラリ-マン今様 菜根譚 No19

2019年11月30日 16時01分59秒 | 日記
悪さ加減を無くすだけでは、不十分である。
  良い処を伸ばせば、無限である。


”我々はとかく、仕事をうまくやるために欠点を除去する方に、
目が行きがちである。
特に会社では悪さ加減を除去することが、仕事の改善につながると
考えられ、事実その通りのことが行われている。
しかし、悪さ加減の除去だけでは、十分ではない。
何故なら、悪さ加減の除去は、有限であるからである。
他方、良い処を伸ばせば、それには無限の可能性がある。


『よい果実をとりたければよい枝を伸ばせばよい』   
                     (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No18

2019年11月30日 15時47分48秒 | 日記
仕事のしすぎで死ぬことはない。もし過労によって、
死ぬ者があるとすれば、それは仕事が本当の原因ではなく、
仕事以外にも心身を傷つけ痛めることがあった為である。


”人はいくら辛くても、仕事だけで死ぬことはない。
仕事以外に、経済的理由、体質的問題、家庭上の問題、
日頃の不摂生、その他の要因が重なって、死を招くのである。
食欲・性欲は本能的なものであるが、労働欲は本能ではないのである。
自らの健康管理がサラリ-マンの第一の仕事でなければならない。”


『仕事で死ぬ人はいない、だが私はそれ程仕事をしたことはない』            
                          (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No17

2019年11月29日 17時06分46秒 | 日記
人には必ず良い処があるので
  まずそれの発見に努めるべきである。


”人間が平等であるとゆうことは、「各人それぞれよい処をもっている」
という意味から平等なのである。
 どんな人でも長所があり、短所があるのだから、その良い処を
認めて、それを伸ばすように計ることが、自分にとっても、
会社にとっても、大事なことである。”



『人各々能があり器使すべからざる無し』
         (中国古典)

サラリ-マン今様 菜根譚 No16

2019年11月26日 17時33分39秒 | 日記
難しい仕事を割り当てられたり、困難な部署に
配属されたらそれをチャンスと思うべし。



”自分の才能に自信があれば、厄介な仕事に就かされたならば、
進んでこれを受けるのがよい。
自分の才能を認めさせる絶好のチャンスであるからである、”


『天下のごうごうたるは新主のたすけなり』
        (中国古典)

サラリ-マン今様 菜根譚 No15

2019年11月23日 11時40分32秒 | 日記
職場や仕事などに不満があっても、
    決して表面に表してはいけない。


”不満があると、どうしても、日頃の勤務態度にあらわれてしまう。
これは上司にとって、極めて不愉快なものである。
だから極力心の中にしまっておく事、不満を表面に出しても、
事態が改善されることはない。
だから不満があるかと聞かれても正直に話さない方がよい。”


「愚か者は自分の感情をさらけ出し、知恵のある人はそれを制し静める。」
              (聖書)

サラリ-マン今様 菜根譚 No14

2019年11月20日 09時49分50秒 | 日記
会社でいう他人の悪口は、必ず
   いつか当人の耳に入ることを覚悟すべし。



”自分が人からいわれている事が、
    自分の耳に入ってくることをよく考えてみること。”



『自分の前で他人の悪口をいうものは、
      必ず他所で自分の悪口を話していると思え』

               (中国古典)

サラリ-マン今様 菜根譚 No13

2019年11月19日 10時37分58秒 | 日記
仕事ぶりは、誰かが必ず見ているものである。


”誰も自分を認めてくれないと腐る必要はない。
又誰も注目していないからいい加減に仕事をしていてもよい、
ということもない。
いつも必ず、誰かがその人の勤務態度・生活態度を
眺めているものである。”


『天知る、地知る、人知る、吾知る。』
           (中国古典)

サラリーマン今様 菜根譚 No12

2019年11月18日 16時47分42秒 | 日記
人は、しばしばその服装によって、判断される。


”背広はサラリ-マンの鎧・兜である。
多少の出費は犠牲にしても、服装には留意すること。
衣類ばかりでなく、頭髪の手入れ等も留意すること。
同じ車でも、黒塗りの車で訪問すると、守衛は門を簡単に
開けてくれるものである。”


『服装で出迎え、人格で見送る』    
           (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No11

2019年11月18日 16時34分39秒 | 日記
会社内の職種は、
  入社前に考えていたのとは、違う場合が多い。




”学校を出たばかりでは、自分の性格、才能が会社の中のどの職種に
向いているかは、判断することは難しい。
又、職種の内容も、会社によっては、千差万別であって、実際に
働いて見なければ、分からないものである。
だからより好みせず、まず与えられた仕事についてみるべきである。
それから考えても遅くはない。
入社前から仕事に注文をつける態度は好感を持たれない。”




『馬には乗ってみよ、人には添ってみよ』            
             (日本のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No10

2019年11月16日 17時41分28秒 | 日記
研究開発部門か現場か。


”会社の研究開発部門は、一見花形にみえるが、特別な
才能のある人以外は、現場に勤務する方が安全である。
 研究開発部門では、若い才能は重視されるが、やがて
才能が枯渇してくるし、日進月歩の知識には、なかなか
ついて行けなくなる。
その点現場でコツコツと経験を積んでおく方が、平凡な
人間にとっては得策である。
 会社が自分のやりたい研究をさせてくれるという保証は
ない。本当に研究をやりたければ、大学の研究室に残るべきである。”



『知能指数も正規分布する』  
              (現代経営用語)

サラリーマン今様 菜根譚 No9

2019年11月16日 17時30分07秒 | 日記
建築・電気などの専門技術者は、
      それが本流である会社に就職すべし。



”いわゆる、補助部門の要員として就職した場合には、
いかに優秀な者でも、会社の主流となることは出来ず、
上に行くに従って、昇進の道は狭まってしまうものである。
サラリ-マンとして就職する場合には、自分の好きなあるいは
自分の得意な仕事が、主な営業種目であるような会社に
就職しなければならない。”


『船に船長は二人いない』          
          (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No8

2019年11月13日 18時20分01秒 | 日記
会社は新入社員の採用には、非常に熱心であるが、
    採用してしまってからは、極めて冷淡である。



”新入社員採用の際の熱意を維持し続ける会社は、極めて少ない。
だから入社時の印象から会社が自分に関心を持ってくれている、などと
錯覚してはいけない。
入社した後は、自らの努力で、道を切り拓いて行かねばならない。
会社にとっては、毎年の新入社員の中の一人か二人、会社の将来を
背負う人物がいれば良いのである。”


『恋とス-プははじめが美味しい』
                  (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No7

2019年11月13日 07時05分19秒 | 日記
学歴に対するコンプレックスは、非常に強い。
誇ってもいけない、へりくだってもいけない。



”実際には会社の中で仕事をする場合学歴はそれほど考慮されないのだが、
サラリ-マン社会では、学歴に対する関心は非常に強い。
よい学歴を持つものは、自然に人が買いかぶってくれるものである。
他方学歴のないものは、自分が良い学歴を持っていないことに対して、
異常なほどの劣等感を持っているので、それらに対しては、十分な配慮と
思いやりがなくてはならない。”


『人生を支配するものは運命の女神であって学識ではない。』    
                 (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No6

2019年11月12日 18時50分55秒 | 日記
会社に就職する場合、自分の能力からみて、一格下の会社に入社するのがよい。


”日本の社会は階級闘争ではなく、同級闘争であると言われている。
能力等が同じ仲間と一生競争するのは、うまい世渡りの方法ではない。
 自分の能力から見て比較的楽にこなせる仕事につき、又競争する仲間も、
自分より少し劣る集団の中で働く方が長いサラリ-マン生活の中で、
ストレスも少ないし、出世する場合が多い。有名会社に入ったところで、
いつも下積みでいるのでは浮かばれない。”



『それ鶏口となるも牛尾となる勿れ』

(中国古典)