酔虎の独り言

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サラリ-マン今様 菜根譚 No99

2020年09月28日 15時05分25秒 | 日記
人それぞれに得手不得手がある、人それぞれに好き嫌いがある。
それを知って、上手に仕事を任せれば、仕事の能率は向上する。


”会社にはゼネラリスト養成ということで、ジョブロ-テ-ションがあるが、
果たして効果を上げているか疑問である。
むしろ人それぞれ特異の能力・性格にあった仕事を割り当てるべきである。
それが人を本当に生かす道である。
ゼネラリストは将来幹部となるような、ごく一部の人がなればよいので、
ロ-テ-ションによる無駄のコストの方が多い。
今の会社は時間をかけて、多能工を要請する余裕がなくなっている。”


【その人を使うに及んでや、之を器とす】
      (中国古典)

サラリーマン今様 菜根譚 No98

2020年09月23日 17時00分45秒 | 日記
成功した人の話より、失敗した人の話に学ぶこと。


”成功した人の話ばかり聞いても、それほど参考にならない。
多くは特殊な人のケ-スである。それより自分の周囲に、いかに
失敗して去っていった者が多いことか。
失敗したケ-スから学ぶ方が、成功者から学ぶより、多くの
ことを学べるものである。”


【天国へ行く道を学ぶもっともよい方法は地獄へ行く道を知ることである】
       (西洋古典)

サラリーマン今様 菜根譚No97

2020年09月21日 16時57分01秒 | 日記
たとえ嘘をつく場合でも、誠心誠意嘘をつくこと。


”時には嘘をつかねばならぬ事もある。世の中ホンネとタテマエがあり、
真実を真実のまま話して、かえって事態を悪化させる場合もある。
そこで嘘をつく場合でも、自分のつく嘘を信じて相手に対して、
真剣に話すことが必要である。”


【ウソはついてはならぬ、しかし真実は言わなくてもよい】
         (世界のことわざ)

サラリ-マン今様 菜根譚 No96

2020年09月20日 11時58分19秒 | 日記
人の人相をよく見ること。人相の悪い人とは
あまり付き合わぬ方がよい。


”顔だちと顔つきを区別すること。人相には、必ずその人の心や環境が
表れているものである。生まれつき顔だちが悪くても、心の優れた人は
顔がよいものである。
たとえ生まれつき顔だちがよくても、顔つきの悪い人と付き合っては
いけない。人相で人の九割は判断できるものである。”


【人相を見るは大将の専要なり、人相の中に大秘事あり】
     (日本古典)

サラリ-マン今様 菜根譚No95

2020年09月16日 17時45分46秒 | 日記
サラリ-マンは社内で威張ってはいけない。


”どんな地位にあっても、下の者に威張ってはいけない。
地位の低い者ほど、又自分の地位にコンプレックスを持って
いる者程、威張られると反発するものである。
第一、サラリ-マンの地位など浮き草よりもはかないものではないか。
このことを考えると、自分の家庭で妻に会社での自慢話をするなども
気をつけること。妻は夫の話を信じ易いものである。”


【権を行うに道あり、自ら貶(へん)損して以て権を行う】
     (中国古典)

サラリ-マン今様 菜根譚 No94

2020年09月15日 17時49分56秒 | 日記
マスコミを操縦しようと思っても、無理である。
結局はマスコミに利用されるだけである。


”自分の会社の宣伝などの為に、マスコミを利用しようと
思っても、かえってこちらの企業情報をとられ、
外部に知れれたくない情報を世間に公表されてしまうのが
オチである。インタビュ-をうけて、いい気分になってはいけない。
マスコミとはあまり接近しない方が得策である。”


【舌をすべらすより足をすべらす方がまし】
     (世界のことわざ)

サラーリマン今様 菜根譚 No93

2020年09月14日 14時51分24秒 | 日記
会社の中にいると、人を怨むこともあり、
憎むことも多いが、その代わりに、軽蔑して
やった方がよいものである。


”会社では、上司や仲間に嫌な思いをさせられて、彼等を
怨んだり、憎んだりしがちである。
しかし彼等に復讐するチャンスはあまりないものである。
だから怨んだり、憎んだりする代わりに軽蔑してやることだ。
そうすれば、心の中は少しは収まるものである。
怒ったり、怨んだりしても何も生まれてこないから・・・。”

【人、及ばざる有るは、情あわれむべき所、本怒るべき者なし】
         
(中国古典)

サラリ-マン 今様 菜根譚 No91

2020年09月12日 14時40分38秒 | 日記
借金を申し込んでくる友人は、真の友人ではない。


”借金は友情関係を破る最大の敵である。貸してもいけない、
借りてもいけない。どうしても借金を断れない場合には、
金を貸す代わりに自分の裁量が出来る範囲の金を与えるのがよい。”


【貸してもらう時は友達、返す時は敵】
    (世界のことわざ)