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5の記憶

アトリエ5の「ヒト・コト・モノ」

天まで届け!

2010-05-18 | 庭の花
古木の背の高いバラが2種、今年もたくさん花を付けています。どうしても新苗に気持ちを奪われてしまう私を、叱るでもなく静かに見守ってくれています。麦わら帽子に軍手で、雑草と格闘していると。。。「今日は空もきれいだよ」と、教えてくれました。見上げると、逆光の葉のリズムが天まで届くようで、しばらく見とれてしまいました。

パット・オースチン

2010-05-17 | 庭の花
深いカップ咲きで大輪のイングリッシュローズが咲きました。中央の複雑な造形は彫刻みたいで引き込まれます。独特のオレンジ色が魅力的で「5」のイメージカラーにも似ているので購入しました。今年でまだ2年目ですが、根が安定したのかたくさん莟を付けているので、玄関やリビングに同系色でまとめて飾りたいと思います。

シャクヤク

2010-05-14 | 庭の花
美しい日本女性を「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われます。なぜそのようにいうのでしょうか?詳しい説明を見つけました。→参考サイト「暮らし歳時記
我が家の庭もいよいよ芍薬(シャクヤク)の登場です。雨に打たれてあと少しで地面~!のぎりぎりセーフのお姿です。黄色い花粉はまるで和菓子の様ですね。本当に危なかった。。。今年は連休前に7種の牡丹が満開になり、生け花にしたり夜はライトアップをして存分に楽しませてもらいました。尊敬する日本画家「小倉遊亀」の白牡丹「咲き定まる」に憧れて、ついつい買ってしまいます。。。

さて、先週の日曜美術館はその「小倉遊亀の特集」でした。展覧会の図録や日記をまとめた「画室の中から」は、大人クラスで時々紹介してきました。また、3月の子供クラスの観察画の導入でも画集を鑑賞したところ、身を乗り出して興味を持ってくれた事などが思い出されて涙が溢れてきました。5月16日(日)20:00~ NHK教育テレビで再放送がございますので皆様も是非ご覧下さい。/日曜美術館「小倉遊亀」

フロリバンダ ニコール

2010-05-13 | 庭の花
毎年冬に庭の構成を見直し、新苗を植え替えたりして春を待ちます。新しく仲間入りしたのが、このニコール!ラベルに「花びらの白に桃覆輪」と表示されていたので、「水彩で描きたいなあ~」と思って購入しました。たくさんの莟が膨らんで今からわくわくします。アトリエの皆さんにも是非描いて頂きたいと思います。 参考サイト:「薔薇の美術館

貝母(バイモ)

2010-05-12 | 庭の花
紫蘭(シラン)の後ろに、控えめに咲いているのが、「貝母」(バイモ)です。とても地味な花ですが、葉先がゼンマイの様にくるりんと伸びて、その造形美にいつも感心します。近くの枝や葉にしっかりと巻き付いて、風で倒れない様にしています。赤ちゃんの手みたいで本当にかわいいです。 参考サイト「花の図書館

芳純

2010-05-11 | 庭の花
ハイブリットティーローズの「芳純」が咲きました。ようやく根が安定したのか、今年は立派に咲き誇っています。香り高く近寄るとす~っと落ち着き、陽が暮れる前の静かな庭も格別です。また、育て易く人気の品種なのでベランダで育てている方も多い様です。さて、今週の中高生クラスの写生はいよいよバラに挑戦ですよ。気合い入れていきましょう!

カクテル

2010-05-10 | 庭の花
庭のバラが次々に咲き始め、朝食は愛でながらいただきます。昨年はどの花も小さく、その反省から冬に土壌改良を施し、祈る様にこの春を待ちました。まず、つるバラのカクテルが燃える様な赤で応えてくれました。本当に嬉しい。この美しい姿を何とか撮っておきたいと試みるけれど難しいです。あこがれの写真は、すみごんさんの「薔薇記」です。しっとりとした花びらの質感も伝わってきていつも惚れ惚れします。

シラン(紫蘭)/中高生クラス

2010-05-08 | 庭の花
中高生クラスは昨年度、油絵3部作「受け継ぐもの」「私の未来」そして「今の私」をテーマに描きました。幼稚園・小学生の頃から描き続けている彼らが、自分を見つめる良い機会になればと思い、思春期の揺れる心の動きに寄り添いながら指導しました。油絵という技法によって深く考える思考力や計画性も自然に身に付き、大学受験や就職活動など人生の選択の時にもきっと活かされる事と思います。「アトリエ5は絵を描く事だけが目的じゃない!」コトを、先日の5の会でもOGのNさんが熱く語ってくれました。後輩達への何よりのエールです。さて、この春は「線を極める!」を目標に、日本画家・安田靫彦の写生画に学び、花を描いています。ユリ・ボタンに続き今回のモチーフは庭で咲いたシランです。ただ形を追うのではなく、自然界の造形美を「描かせて頂く」心境に達することが出来たでしょうか。次回も花の仕組みを理解して丁寧に描きましょう。参考サイト:花の仕組み