畑ニ居リマス・田舎暮らしPHOTO日記

畑のかえるくんの楽しい日記です。

梁瀬先生のテープ

2012年05月06日 | 梁瀬義亮先生のこと


梁瀬先生は、1993(平成5)年5月17日午後8時、心不全のため五條市のご自宅で亡くなられた。
しかし、今でも五條仏教会は続いている。
先生の遺されたテープを毎月集まって聞いておられる。
私は、10年前のNHKの再放送の後、仏教会に連絡をとってみた。
そうしたら、毎月、使ったテープを送ってくださるというので、送ってもらった。
90分テープが2本、内容は、最初、お経があって、それから梁瀬先生のお話し、その後、たまにはベートーベンの曲が流される回もあった。
1990年代のニュース、梁瀬先生ご家族や知人、参加者の皆さんのエピソードととか語られていた。
時々、笑わせたり、また自分がおかしくて吹き出したり、気さくなお人柄に親近感がわいた。
3年ほど、月毎に聞いていると、梁瀬先生と実際に親交がある気がしてきた。
亡くなられる回が近づくにつれ、声が小さくなったり、咳が続いたりして、体が衰えていくのがわかってつらかった。
あれはいつごろだったかなあ、お墓参りもさせていただいたなあ。
慈光会の販売所や、仏教会の会場も見学させてもらった。

じつは、昨晩、ひさしぶりに、聞いてみた。
寝床でうとうとしながらだけどね、内容も覚えていた。
梁瀬先生は、科学で証明された真理と仏教の隔たりにとても困惑した時代があった。
つまり仏教というのは、科学的真理を知らない時代の妄想、たんなる迷信じゃないのか、ということだ。
毎回のテープには、そのことと、ご自身の意見がよく語られていた。
わたしも、科学と仏教、それぞれどこからどこまでが、正しいのか知りたくて、夢中で聞いた。
そういうわけで、「八木さんの思い出」シベリア抑留を先延ばしにして、もうしばらく、梁瀬先生のこと、とくに「科学と仏教」を中心に書いてみるつもりです。

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