初めてのバイオリン体験！！

バイオリンと聞くと何を連想しますか？
私は、バイオリン＝お金持ちです。
スネオもバイオリンを習っていたような気がするし・・・。中学生の頃、友人宅にバイオリンがあって「この娘は、お金持ちだ」と勝手に思っていました。小さい時にバイオリンをやろうとは思わなかったもんなーー。習字ばかりしていましたわ。
元々、音楽恐怖症なのかも？聞くのは好きですが、自分がやるのは好きではない。
学生の時に友人に誘われたエレクトーン教室・・・なんか独特な雰囲気が嫌だった。
大人になってから、仕事を通じて教わったピアノ・・・。楽譜や鍵盤を見るのも嫌なのに・・・。
取材ということで1回だけですが・・・。いきなり「聖者の行進」を右手でひいてと言われたんです。左手でひくのを教えてもらいながら・・・。両手でひくことなんて初めて・・・。しかも「聖者の行進」がどんなメロディーかもわからなくなった。これって誰しもひけるものなの？「カエルのうた」ならひけるけど。私だけ出来ないのは？こんな経験から、余計に嫌になる。
そして中学時代、リコーダーのテストでの話し。二人1組でテストに挑むのだが、友人が全く吹けなかった。私は完璧だったのに。結果は、なぜか私の成績が悪く、友人は良かったらしい。
なんでだーーー。「女王の教室」のような仕打ち。
そんないろんな（くだらない）トラウマが重なり、自分で演奏することはないと思っていました。
だからこそ体験教室に行くのは、勇気のいることだったのです。
前置きが長すぎましたが、いきなり先生は「今日は、音をだすとこまでやります」とのこと。
え？私もう習うことになっているような・・・抜け出せるのか？？？
まずはあごでバイオリンを支えるところからスタート。何だか首がつりそうでした。
そして実際に弓を動かすと鳴ったーーー。ギーギーという嫌な音ではなく綺麗な音が・・・。音がでるまでが大変と聞いていたので「え？？？」と思ってしまいました。
そして弦の押さえ・・・。これが難しい。爪が伸びていたため余計におさえることが出来ない。音が鳴った瞬間、あごに振動が伝わる・・・ちょっと感動した。
これを瞬時にやるのかと思うと、楽器の出来る人を皆尊敬しますね。
これにて体験は終了。あっという間の30分。実際も1回30分です。少ないんじゃないの？と思いますが、初心者は肩に力がはいるので、もたないとのこと。確かに私も昨日、左腕が痛かったんですよ。
「さーどうしましょうか？」という先生。イヤーどうするもこうするもなーーーと思いながら話はバイオリンの値段について進む。
練習するためにもバイオリンを買ったほうが良いとのこと。５－６万。それに肩当てや楽譜などもろもろで8万ぐらい。それ以下のバイオリンだと、やるほうが辛いとのこと。音が出なくて苦労するらしい。
「他の楽器に比べたら安いわよ」と先生。確かにそうだけど、月謝も入れたらあっという間に１０万・・・。家でのんびりしている私がそんなにお金は使えないわーーーーーーー。
初めてのバイオリン体験・・・映画「北京バイオリン」の主人公になれたような気分です。（大げさ）
これから、どうしようかな？習いに行くのは、ちょっと難しそうだな。でも折角興味を持ったことなので、色々中古なり電子バイオリンなり調べてみようと思います。
専業主婦になってから色々な人から「趣味を持てば」と言われます。
でも、それが一番難しいんだよ。熱中してはまるもの・・・冷めやすい私が興味の持つもの・・・今後もそれが何のか模索していくんだろうな自分・・・。