森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

赤松浅間神社

2013年01月05日 | 空色の休日 2013 

新しい村」東、「ほっつけ(堀上田)」を抜けた築山に鎮座する「赤松浅間神社」。ここも、何かのご縁と参拝。


社殿はなく、塚の上に建立された「浅間大菩薩」の石碑が社となっています。
:ここです→ ブログ人マップ

 浅間神社は、山崎の北東部のはずれ、笠原落(かさはらおとし)を眼下に見る築山の頂上に祭られていまる。以前、赤松の大木が多数あった所から赤松浅間社と呼ばれており、江戸時代後半に造られたものである。
 祭神は木花之開耶姫命で、仏教の大日如来と一体とされ、それを浅間大菩薩と呼んで富士山の神霊としたことにより始まると言われ、富士信仰の神社として建立されたものである。
富士信仰は、古代より始まり、ことに江戸時代絶頂に達した。いわゆる「富士講」がそれである。天保十四年(1843)の将軍日光参詣不二道奉仕者国郡村数控によると信者の分布の中に「百間、西粂原、東粂原、和戸」等の町内の地名が見られ、この付近の布教の様子を知ることが出来る。
 毎年七月一日、当社では初山の子供たちでにぎわいを見せている。
 また、当社の西方には山崎の村社である重殿社(権現社)があり、周囲には町内では数少ない雑木林が広がっており、武蔵野の面影を残している。さらに、その北方には県選定重要遺跡である山崎遺跡があり、先土器時代から古墳時代までの人々が住んでいことが知られている。
 昭和六十二年三月  宮 代 町
: 宮代町和戸の浅間神社の初山行事は一日早い6月30日に行なわれることから「うら浅間」と呼ばれ、翌日の7月1日には、山崎の「赤松浅間神社」、辰新田の「浅間神社」、杉戸町河原の「浅間さま」の三山を回る「三山(みやま)巡り」の慣わしがあるという。

>森の中の恍惚:山崎重殿社
>森の中の恍惚:宮代町 新しい村

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