森の中の恍惚

野山が笛を吹いている

熊谷市拾六間 大雷神社

2014年04月06日 | 空色の休日 2014 

JR高崎線「籠原駅」を降りて航空自衛隊熊谷基地へ向かう途中、真言宗豊山派徳蔵寺の墓地に囲まれた中に鎮座する「大雷神社(だいらいじんじゃ)」に参拝。


玉垣に建てられた二の鳥居。


落ち着いた雰囲気の境内ですね。手水舎は「洗心」。


手水舎に並んで神明社と神輿庫。本殿脇には手長社・諏訪社・八坂社・稲荷社・天神社・産泰社を納めた末社殿もありました。


社額には「大電八公宮」とあります。
『風土記稿』に「大電八公社(だいてんはく)社 村の鎮守とす、徳蔵寺持」とあるように、当社は江戸時代には「大電八公社」もしくは「大電八公宮」と呼ばれていた。大電八公社は、大天白社・大天獏社などとも書かれ、県内では風・雨・雷の神であると共に、産神・百日咳の神としても信仰がある。当社の場合は、明治に入って大電神社と改称されたように雷神としての性格が強く、『明細帳』による祭神は別雷命である。
(Resource:「埼玉の神社」埼玉県神社庁)



:(旧)拾六間村の鎮守。拾六間村は明治22年(1889)町村制施行により「幡羅郡三尻村」となり、明治29年(1896)に「大里郡三尻村」、昭和29年(1954)「熊谷市」へ編入し消滅した。現在の航空自衛隊熊谷基地である熊谷陸軍飛行学校が設立されたのは「大里郡三尻村」当時の昭和10年(1935)。第二次世界大戦終結の昭和20年(1945)までの10年間に約1万人の若鷲が巣立っていったという。終戦後の米陸軍キャンプ時代を経て、昭和33年(1958)に「さくら祭」でおなじみの航空自衛隊熊谷基地となりました。

:ここです→ Google マップ

>森の中の恍惚:熊谷基地さくら祭 2014


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