もうすぐ50歳・・・。

平凡だけど・・・あしあとのこしたい。

原発事故・・・・(家族 1)

2011-03-21 09:29:46 | Weblog
3月11日の地震以来、テレビの画面は、災害情報一色となった。
どこのチャンネルも、大津波が街を呑み込む映像。

瓦礫の山の街、避難所の混乱、被災地の人々の苦悩、絶望感、力強さ
被災地で働く自衛隊の姿、その画面は、想像を遥かに越えた映像だった。

我が地域は。
ライフラインは全て、通常通り
食料は、スーパーへ行けば、数量制限はあるものの
並んでみんなお行儀良く、大きな混乱も無く、それなりに買えている。
被災地に比べれば、なんの問題も無く、通常通りの生活の様なのだが・・・・。

原発事故。
この地震が発生するまで、我が県(福島)に、この様な危険な施設が在ると言う事さえ意識した事などなかった。

放射線。
原子爆発。
目に見えない恐怖。

12日。
1号機、水素爆発発生。
半径10キロ圏内、避難勧告発令。

14日。
3号機、水素爆発発生。
半径20キロ圏内、避難勧告発令。

その後。
4号機、火災発生。
半径30キロ圏内、屋内退避命令発令。

この日から、我が地域(45キロ~60キロ圏内)でも
市役所災害対策本部独自決定で、屋内退避となった。
出来るだけ、外出を控える。(防災無線で通達)
外出時には、マスク・帽子・手袋、肌の露出をなるだけ避ける事。

そして、この日から。
県内、各市ごとに、放射線量(マイクロシーベルト)が
1時間毎に計測・発表される事になった。(テレビ画面、字幕)

我が地域は、テレビ発表はされず、防災無線発表となっている。(日に一度)
テレビ画面に出る、他の市の数値より、我が地域の数値は、やや高めだ。
他の市は、一桁で落ち着いているが、我が地域は二桁台の時もあり
一桁であっても、他の市よりも高い数値だ。

「大丈夫なのだろうか?」

テレビの解説者、官房長官、知事、テレビから聞こえてくる言葉は
「今直ぐ、身体に影響する値では無い!」
この言葉を、信じるしかない、信じよう!と思うが・・・・・。

しかし、テレビからは県外脱出の報道が・・・・。

半径10キロ圏内~20キロ圏内避難勧告地域が
地域ごと、県外避難した様だ。

町役場、行政、町民まるごと、県外避難した地域。
町民まるごと、県外避難した地域。
いずれも、ライフラインが不通の地域だが・・・・・・。

他、避難所から、県外の親戚に避難すると言う家族。

しかし、家族単位で、県外脱出は困難の様だ。
ガソリンが無い。
福島県は汚染地域だからと、輸送車が途中で戻ってしまうらしい。

それに、行政間で避難地依頼してなければ、受け入れて貰えない。
それも、汚染地域からの人々を毛嫌いされてるとの事。
情報は、炸裂している。
ネット情報なのか?正規の情報なのか?自己分析は難しい。

我が家だけだは無い。
この地域だけでは無い。
それはそうなのだろうが・・・・・・。

そして昨日20日。
県内の原乳から、基準値を上回る汚染物質が測定された。(テレビ報道)
茨城産のほうれん草からも・・・・・・。

既に、福島県産の米・野菜の作物は、風評被害で受け入れて貰えないと言う事があったようだが・・・・。
いずれも、風評被害。
しかし、原乳・ほうれん草は、政府発表だ。

福島県。
作物が作れない?汚染地域?
米・野菜・乳牛・肉牛・果物、これらで、生計が成り立たなくなる。
いや!住めない?

今、命懸けで、原発事故に立ち向かってくれている人達。

放水・外部電力接続に奮闘してくれている。

「感謝!」

結果、低温で、なりを潜めている原発。

最悪の時は来るのだろうか?
その時、私達は避難できるのだろうか?
生活は?仕事は?

そして、故郷は・・・・・・。

目に見えない恐怖は巨大化し
精神コントロールが困難に・・・・・。

「頑張ろう!」言うは易しだ。
どう頑張ったらいいんだ!











最新の画像もっと見る

コメントを投稿