もうすぐ50歳・・・。

平凡だけど・・・あしあとのこしたい。

息子・母・・・(現実)

2009-04-27 20:05:51 | Weblog
4月27日(月)曇り

3月11日以来、久々の更新(投稿)だ。
我が家の春は、一気に冬に逆戻りしたのでは???という状況に・・・・。
息子(長男)が、今年一年就職活動をする事となってしまった。
内定取り消しでは無く、本人の問題で・・・・・。
私達夫婦は、現実を受け入れるに、時間は掛かったものの、本人は??????。
漸く、最近前向に軌道修正されて来た私。「なんとかなさぁ!???」

4月14日(火)
母を迎え(床屋・次男宅)に行くと、母は、風邪をひいたらしく、ディサービス後、儀姉(長男嫁)と病院へ行ったという事だった。
翌日(水)鼻声だったが、元気な笑顔を見せていた。
しかし、母の食欲は、激減していた。

「あら?ここは、何処だい?此処で降りるのかい?」(母)
母は、何時も来ている我が家の記憶を失くしていた。
「お邪魔します・・・・」(母)
「いらっしゃい!」(夫)
母は、夫の顔をマジマジ眺めていた。
その日の夕飯は、夫のリクエストのハヤシライスだった。

母は、お皿のハヤシライスを、じっと見ていた。困っている様な?迷っている様な?様子で・・・・・。
「婆ちゃん、これ、ハヤシライスだよ!カレーみたいな物だよ!」(私)
「あ~!そうがい??・・・」(母)
母は、手を出さずに、眺めていた。
「婆ちゃん、スプーン持たないと食べれないよ」(私)
スプーンを持つが????今度は、スプーンをじっと眺めている。
「婆ちゃん、どうしたの??食べたら???」(私)

私達3人は、母の行動にビックリ!驚いた。
母は、スプーンの使い方を忘れしまっていた。

スプーンに乗せたハヤシライスを、口の前まで運んだのだが
顔を上向きし、口を大きく開け、スプーンを口に入れ、口の中でスプーンをひっくり返した。
「え!婆ちゃん・・・・・・」(私)

スプーンの使い方は、思い出したものの、完食とはいかなかった。

丈夫が自慢の母。
風邪が食欲を奪い、記憶も奪われてしまったのか?
今だ、戻らない食欲。
記憶の衰えが、食欲を衰えさているのだろうか?

しかし、息子(孫)と話す母は、とても楽しそうだ。
母を気遣ながら、母(祖母)の相手をしている息子。
そんな二人を見ていると、自然と笑顔になれる私。

複雑だけど、これが現実だ。




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