昔から顔が脂性で、学生時代の一発芸におでこに下敷きをひっつけて、下を向いても落ちないというのがありました。
50を過ぎて以前程ではなくなりましたが、マスクをして診察するので、長時間やっているとさすがに顔が脂ぎってきます。
アルコールの入ったシートで顔を拭くものを息子からもらって使ってみましたが、スッとするわりには脂はとれません。本来これは汗ふきであって、脂をとるものではないようです。
おみやげのあぶらとり紙は、結構顔の脂がとれます。昔の日本人の知恵はたいした者です。あぶらとり紙は本来金箔を作る時に、金と槌との間に挟んだ紙が由来です。金沢や京都のおみやげ。何度もたたく事によって紙の繊維が密になり脂をよく吸い取る性質が出るようです。本来捨てるはずの者を、他に利用する。エコにもかなってます。
でも最近、あぶらとり紙もなくなってきました。そこで洗顔を買って来て、午後の診察の前に顔を洗っています。結局これが一番爽快です。
ちょっと顔の水分がなくなって午後の診察の始めのころは顔がひきつります。そのうち乳液も置いておきたいと思います。洗面所かっ!