The Sense of Wonder

「ここへきてよかった」
そんな景色に出逢えたら・・・。

目を背けてはいけない

2010-03-07 09:49:08 | キャリアコンサルタント
昨日は、4月からはじまるキャリアカウンセラー養成講座のトレーナー研修でした。
私たちの仕事をとりまく環境は、この一年で激変しています。

今まで、新聞、ニュース、週刊誌記事、
「またか・・・」と無意識に目を背けていた自分を恥じました。

「中高年・管理職切り」
「正社員切り」
「派遣切り」
「育休切り」
「うつ切り」
「介護切り」
「内定切り」

ここを直視しないで、どうして就職支援ができるのか?
やり場のない怒りと、自分の無力さを恥じた研修会となりました。


私のクライアントは、企業です。ですから、
キャリアコンサルタントとしては、クライエント企業で働く、特に女性のメンターとして
キャリア相談をしていくことを目標としています。

その中では、「夢」とか「志」とか「どんな働き方をしていきたいのか?」
会社のビジョンを、自分の夢や目標に置き換えるための考え方。もちろんぴったり一致する
ことなどできませんから、不一致になった部分の物心の整理をどうつけていくか?
そんなことをテーマに、キャリアコンサルタントとしての領域を拡げていきたいと思っています。


今回の研修会や、基金訓練の関係でハローワークに幾度か通い、直接求職者の空気を感じ、
お話を聴かせて頂く機会を得たことで、今のキャリア支援は、失業者対策ナシでは、
ニッチもサッチも行かないと実感しました。


もっともっと、地に足のついた支援ができる力が必要だ・・・・。


私の立場であるからできること。
具体的な支援。
結果の出る支援。

まず、取り組まなければならないことだと思いました。


現実から目をそらさない強さと、結果が出る支援が出来るだけのスキル。

準備を整えて、基金訓練に望みます。


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4 コメント

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明日は我が身 (うた)
2010-03-07 20:49:35
そんな気持ちです
とてもデリケートな問題ですね就活では自分の強みをアピール出来るか、心が折れても前向きに捉えて行動出来るか… すぐ忘れてしまう私ですが、感謝の気持ちが重要なのかなと考えました
現在の職場の方は、気配りが、とても出来る方ばかりで、そんな方に出会えた事が幸せです
良い出会い(仕事)をするためにも、日々自分磨きは欠かせないと思いました
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うたさま。 (sei)
2010-03-08 09:53:43
明日はわが身。
不安を抱えていることは、誰でも同じですね。

だからこそ、うたさんがおっしゃるとおり、
心が折れても前向きに捉えることができる
平常の自分づくり、目の前のことを受け入れる
ことができる、「あり難い」という心のあり方をつくることが
必要なんだと思いました。

ありがとうございます。
返信する
今後必要とされる人材 (ウルトラセブン)
2010-03-08 23:43:03
「中高年・管理職切り」
「正社員切り」
「派遣切り」
「育休切り」
「うつ切り」
「介護切り」
「内定切り」

現実にこれは今後も益々盛んに行われると考えられます。

イジメとも、肩たたきとも言われています。

これは会社や社会の問題というよりも、就職してから働く人の問題が大きいのではと考えていました。

どんなに世の中が景気悪くなっても、会社の業績が良くなくても、企業は優秀な人材を喉から手がでるほど欲しがっていますよ。

言われたこともできない人は真っ先に首切りにあいます。

言われたことしかできない人は年齢が上がれば、肩たたきやイジメにあいます。

言われなくても先を見込んで行動に移せるイニシアテブを持った人だけが企業でも社会でも生き残れるのでは・・・

実はこれって学校では教えてくれない領域なんですよね

また、世の中にある研修やセミナーで教えてくれるところは少ないようです。

企業研修でもあまり取り入れてるのもないようですね。

このところがキーワードになるのではと考えています。

あくまでも、私の勝手な考えですけどね(笑)
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ウルトラマンセブンさまへ (sei)
2010-03-09 08:36:28
セブン様
ありがとうございます。
セブンさんだけの意見ではなく、経営者の方であれば当然そう考えると思います。

今回の基金訓練のコンセプトは、
「自分で事業を起こせる位の気持ちで卒業する人だけが、企業から求められる人材である」

このことを明確にしてすすめようと思っています。

間違っていないことを、確信しました。

ありがとうございます!

経営者の方の講話を聴く機会があります。
是非、セブンさんをはじめ寺子屋の皆さんに
来ていただきたいと思っています。

宜しくお願いいたします。


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