スローキャリア~上昇志向が強くない人の生き方論~
「人生に目的をもって、キャリアに目標をもって、そこに向って努力する」
そこに何の違和感を覚えることなく、達成することに喜び生きがいを感じる人
は、たぶん上昇志向が強い人なんだろうと思います。
上昇志向が働く動機とならない人を、高橋氏は、「スローキャリア志向の人」と呼んでいます。
仕事の目標は何ですか?夢は何ですか?と問われるとどこかから借りてきたような
言葉がつらつらと重なり、息苦しくなってしまう。
それでも、仕事の場面では能力を発揮したいと思うし、自分らしさを最大限に活かして
仕事にも人生にも前向きに生きたいと思っている・・・。
30台後半は、そんなモヤモヤ感の中で過ごしました。
夢の実現に向かって、自分自身をモチベートしていく。
それこそが働くことであり、あるべき姿だと無理矢理思い込もうとしていたころ。
すでに、エニアグラムで自分の本来が持つ資質とは大きくかけ離れていることも知りながらも
だからこそ、それこそが目指すべき道、統合への道と信じておりました。
その頃、この本に出会いました。
上昇志向が強くないからといって、恥ずべきことではないんだ。
上昇志向が強くないから、負け組、下流ではないんだ。
上昇志向が動機となる人は、ほんの一握り。
その人達に合わせて、無駄に競争意識を自分の中で煽り立てる必要もない。
そう思うと同時に。
やはりこれは、何かから降りることを意味するだけなのではないかという
焦りも交差していたことも事実です。
今日参加したセミナーの帰り道、友人とシェアをしながら、心から100㌫、
「私はスローキャリアで良いんだ」と受け入れている自分がいました。
それ以外は考えられない自分がいました。
私のキャリアでのこだわりは、「インサイドアウト~内から外へ」
だから目標は、doでもhaveでもなくbe(ありかた)が一番しっくりくるようです。
来年は、それを意識して目標設定したいと思います。
今日、ご一緒した友人も含め、たくさんの人との出会いの中で自分らしく生きること
が無理なくできていること。それを受け入れることができる自分であること。
感謝の中で、「スローキャリア」を生きようと誓い、収束した感ありです。
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蓬平温泉の近くに、「高龍神社」と呼ばれる商売繁盛の神社がありました。
卵をお供えするという、奇妙な神社ですが、龍(蛇)の好物なのだそうです。
皆さんの会社の商売繁盛をお祈りしてまいりました。
世の中、価値観は多様化しているのに、勝負・上下・速い・遅いの二つの価値に選別されるの風潮が人を苦しめてしまうように思っています。
自分は自分であっていい、まさにbeingだと思います。
タイプ3としてもこの「being」の解釈はポイントでした。
エニアグラムでは、疲れ果てないように自分の動機に素直に生きることだと着地しました。
クライアントの研修で、今月ついにエニアグラム体験をします。慎重に自分探しの旅の扉を開けてきます!
エニアグラムでは、統合の道も示されているけれど
これもやはり自分を生きた結果として得られるもので
求めて得られるものではないことを、悟りました。
自分の動機に素直に生きていれば、結果として、
統合の方向に進むことができるのですね。
無理して、3をやろうとすると苦しいです。
久しぶりのワークショップでしょうか?
はるさん自身につながる旅となりますようにお祈り
しています
ゴールに向かって、高いところをめざして歩むことへの違和感をどうしても感じてしまう自分。
勝ち負けでしか幸せを判断できないとしたら(そういう方もあって然りですけど)私は息苦しくなります。
読書家のseiさんからの本のご紹介にいつも感謝しています。
あれもこれも、いつも、ありがとうございます
もう、この点は迷うことはなくなりそうです。
昨日、ソースを確認して
何をしていたとしても「自己成長」はできるし
「ホスピタリティ」を人生の目的として生きることは
可能だと再確認しました。
よけいなものをそぎ落として、ありのままの自分に
つながっていきます。
うれしいです
わくわくします
ありがとうございます