10センチ以下博物館(断捨離の果てに) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

65歳定年時代に早期退職した男の片付け日記。
整理してしまう前に記録として残しておきます。

紙ジャケットCD「Ⅲ」(ピーター・ガブリエル)

2020年02月13日 08時27分37秒 | 紙ジャケットCD



2月13日はピーター・ガブリエルの誕生日。

※2002年版

このアルバムは、かなり前に、表ジャケを別の記事で紹介しました。
今回はあらためて全容を。
タイトルは実はないのですが、ソロ3枚目で、通常「Ⅲ(サード)」と呼ばれています。
ジャケのおどろおどろしさでは、キングクリムゾンのファーストに負けず劣らず。
彼は、今で言うイケメンですが、ジェネシス時代から、自損傾向が強く?、このジャケはそれを極めた感ありです。精神を病んだ歌詞や、バックの奇声など、ジャケットに呼応するような曲も多数です。


また、このアルバムは、捨て曲なし、後に与えた影響大、という意味で80年代を代表する名盤です。
元々日本で言うプログレバンド「ジェネシス」出身ですが、このアルバムでは、前衛、ファンク、テクノ、ニューウエィブ、バラード、(後の)ワールドミュージックのはしりなど、多彩な曲が収録されています。
ゲートエコー処理されたドラム音や、第3世界(主にアフリカ)音楽を取り入れたワールドミュージック(この時点ではそのジャンルはなし)は、この後80年代の主流となります。
更に、最終曲では南アフリカの差別実態を告発し、アパルトヘイトを世に知らしめ、ムーブメントにも発展していきます。
そのような意味で、このアルバムが80年代最初に出たことは、非常に重要な出来事でもあったと思われます。































ピーター・ガブリエルの基本情報はこちらから


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