肩を縮めながら、家を出た。 いつもの風が、吹いていたからである。 正午になろうとしていた。 この頃になると気温は上昇し、衣服の下に汗が・・・。 天気がダメダメの週末ばかりだったので、有頂天になってしまう。 勢いにのって、走ったの御座います。 渓流の横を通る道。 水音を聞くだけで”ぶるっ”となりそうだが、今日の陽気はそれを防いでくれた。 サドルバックから、冷凍餅を取り出す。 すでに自然解凍されており、噛み続けると甘さが口中に広がった。 ほんに、よろしい日和。 出来れば、保存しておいて頂きたいくらいであった。