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グレープは1975年(昭和50年)に2枚のアルバムを出しています。
せせらぎ(1975/05/25)
コミュニケーション(1975/11/25)
今ではちょっと考えられないようなリリースの仕方ですが、グレープのデビューアルバム「わすれもの」の発売日が1974年8月なので、1年3ヶ月のうちにオリジナルアルバムを3枚も発売していることになります。アマチュア時代に相当数の作品をストックしていたのかもしれませんね。
もっとも松任谷由実も以下のような信じられないリリースをしていた時期があります(笑)
紅雀(べにすずめ) (1978年3月5日)
流線形'80 (1978年11月5日)
OLIVE (1979年7月20日)
悲しいほどお天気(1979年12月1日)
時のないホテル (1980年6月21日)
SURF&SNOW (1980年12月1日)
年2枚を3年・・・2年9ヶ月で6枚です(笑)
1975年にはどんな歌が流行っていたかというと。。。
1 昭和枯れすゝき さくらと一郎
2 シクラメンのかほり 布施 明
3 想い出まくら 小坂恭子
4 時の過ぎゆくままに 沢田研二
5 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ ダウンタウン・ブギウギ・バンド
6 ロマンス 岩崎宏美
7 22才の別れ 風
8 心のこり 細川たかし
9 我が良き友よ かまやつひろし
10 冬の色 山口百恵
11 はじめての出来事 桜田淳子
12 スモーキン’ブギ ダウンタウン・ブギウギ・バンド
13 私鉄沿線 野口五郎
14 「いちご白書」をもう一度 バン・バン
15 おんなの夢 八代亜紀
16 いつか街で会ったなら 中村雅俊
17 あなたにあげる 西川峰子
18 十七の夏 桜田淳子
19 愛の迷い子 アグネス・チャン
20 旅 愁 西崎みどり
とまぁ、私が中学3年生のころなんですが、もちろんすべて歌えます(笑)
ではまず、「せせらぎ」から・・・
1. ほおずき
ほおずき市や朝顔市ってのが関西には多分ほとんどない風習なんですね。もちろん私はほおずきを口に含んでキュキュッって鳴らしたこともありません(笑)
ただ、この歌に出てくる「夜店」の雰囲気はもちろん関西も同じです(笑)
イントロのギターが好きです。
2. 殺風景
さだまさし本人もライブの中でこの曲の「いい加減さ」を笑っていますが、本当にいい加減な詩です・・・でも、この「殺風景」ってタイトルの巧さと、作曲の巧さが、とても耳に心地いいです。
3. ゆだねられた悲しみ
吉田正美の作品です。とても彼の人柄が出ていて、すごくやさしい歌詞と曲です。
4. 女郎花 (おみなえし)長崎3
「紫陽花の花」についで長崎を「花」を使って紹介する歌です。
お諏訪の森・日見の峠・寺町通り・銅座・篭町・・・長崎は過去に2回訪れている私ですが、観光ルートのグラバー邸や大浦天主堂あたりしかしらないですね。
5. 残像
失恋ソングですが、ちょっと軟弱です(笑)
女から別れを告げられて、未練たらたらって歌詞ですが、もちろん私もそんなタイプかも(爆)
6. 交響楽(シンフォニー)
これも失恋ソングです。そしてグレープ時代の代表曲のひとつでもあります。
が、しかし、先ほどの「残像」とはちがって、「そうさ昔は昔」って歌詞にあるように、別れてからずいぶん時間が経っています。
「ワーグナー」は「シンフォニー(交響曲)」を作っていないって突っ込まれたらしいですが、彼が言いたかったのは「管弦楽」ってことだったかもしれませんね。
7. ラウドネス
インストゥルメンタルです。
彼らはこんな感じのフュージョンバンドを目指していたそうな(笑)
8. 絆
マイナーからメジャーに転調する曲風はさだまさしの最も得意とする作風ですね。「精霊流し」もサビの「約束どおりに~♪」のところで転調します。
9. 風邪
一時ほどの情熱はない二人の・・・かといって決して冷めているのではない、微妙な関係の二人を歌っています(笑)
10. 恋人擬(もどき)
憧れの人と二人っきりで歩いた経験はありませんか?
憧れは憧れのままがいいのかもしれません(笑)
11. 掌(てのひら)
石川啄木の「働けど働けど わが暮らし楽にならざり じっと手を見る」ってのを思い出します。手相って変わるよね(笑) わたしも幼いころから自分の掌をよく眺めることがありました。
12. 追伸
グレープの曲の中でもとても好きな歌ですが、実際にこんな女がいたら、怖いだろうなぁ・・・髪を切ったり、最後のわがままだといいながら手編みのセーター編もうとしたり(笑)「北の宿から」と通じるものがあるよね(笑)
次はグレープの最後のアルバム「コミュニケーション」です
1. 朝刊 東京1
この曲が発表された1975年は前年に引退したミスターが初めて監督に就任し、いきなりの最下位だった年です(笑)ミスターは病気と闘っていますし、当時30歳だった高田は今年からヤクルトの監督です。33年の時間って当たり前だけどすごいよなぁ・・・
当時中学3年生の私。「からすみ」という名前のものを初めて知りました(笑)
いまだに食べたことはないけれど(笑)
2. 19才
33年前の19歳と2008年の19歳・・・やっぱ5歳くらいの年齢差を感じます(笑)
ただ、19歳という年齢は歌詞にもあるように「中途半端」って感じは現代でもそうでしょうね。
3. 哀しきマリオネット
めちゃあわれな失恋の歌を、恨みがましく明るいメロディで歌っています(爆)
4. 絵踊り
吉田政美の曲です。「絵踊り」という言葉がとても新鮮です。
5. かなしいうた
タイトルは「かなしいうた」ですが、決して悲しい歌ではありません(笑)
エンディングに「追伸」の一節を使っています。
6. 無縁坂 東京2
「無縁坂」というタイトルのせいか、すごく悲しい印象がいまだにあります。
歌詞をよく見れば誰かの死を歌ったわけでもないんだけど、結果的には今「母」は幸せなんだよね(笑)
7. 縁切寺 神奈川1
「いちご白書をもう一度」で大ヒットを飛ばした「バンバン」に提供された歌です。「縁切寺」の本名は「東慶寺」っていうらしいんですが、「縁切寺」について調べてみたら、この曲の歌詞がとても恐ろしく思えてきました(爆)
8. 雲にらくがき
結ばれた男女の明るい未来を歌った歌ですが、曲調もとっても明るいのに、なぜかさだの歌は暗く感じてしまいます(笑)そういった曲の中ではこの曲が初期の代表曲かもしれません(笑)
9. 風と空
吉田政美の曲です。やはり彼の詩にはちょっとついていけそうにはありません(笑)
10. 笑顔同封
失恋ソングです。男はいつの時代も過去の恋愛を引きずってしまうんですね(笑)
11. フレディもしくは三教街-ロシア租界にて- 中国1
さだまさしのグレープ時代の代表曲。多分この歌が一番好きって人もいると思うんですが、歌詞をあらためて読むと、実はよくわからない歌(笑)「ケーキ屋を覚えてる?」なんて歌うので、今現在、フレディとヒロインは結ばれて。。。って一瞬思っちゃうんだよね(笑)
もちろんこの歌に出てくるような恋人同士に限らない戦争のため引き裂かれた人間関係を考えると、今年でもう戦後63年が経ちますが、いつまでもこんな平和が続きますようにって思っちゃいます。もちろんこれはあくまでも日本の話。世界では今日もまた戦いのために引き裂かれていく人々が無くなりません。
さださんの実家まで行って、表札を写真撮影したりして(笑)
で、東慶寺も行きました。旦那と。
縁切れそうで切れてません(爆)
kikiちゃんが19のころといえば・・・って、話はいいか(爆)
それ以降も長崎の歌はたくさん歌ってるよ。
3年間尼さんをすれば縁が切れたんだって(笑)
この2つのアルバムの中で知らない曲がまたあります。(;O;)
「フレディーもしくは三教街」を「夏・長崎から the final」で聞きました。やっぱりずっしりと来ます。
そして一度カラオケで歌いました。これは気持ちよかった。思い切り声を出せるから・・・。もちろん気持ちはしっかりこもってますよ。
そして「笑顔同封」。この曲を知ってから私は自分が大事に思う人には必ずラストに「笑顔同封」もしくは「with my best smile」と書くようになりました。
が、今ではその手紙をほとんど書かなくなりましたが・・・。
そんなことを思いながら読んでました。有難う、しんちゃん。
ネットでのメールの場合は「笑顔添付」ってしましょう(笑)
グレープ時代の曲はライブでやるのも限定されているしね(笑)
「恋人擬」や「かなしいうた」「雲におえかき」などはライブで聴いたことがないなぁ
私もその3曲、聴いたことないです。(;O;)
「残像」は聞いたことあるしなぁ。
「絆」もないか(^^;