極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

白鳥とコウモリ  東野圭吾著 幻冬舎文庫

2024-05-09 18:14:46 | BOOKS





 2017年、東京竹芝で善良な弁護士、白石健介の遺体が発見された。
捜査線上に浮かんだ倉木達郎は、1984年に愛知で起きた金融業者殺害事件と繋がりがある人物だった。​
そんな中、突然倉木が二つの事件の犯人と自供。事件は解決したと思えたが。​
「あなたのお父さんは嘘をついています」。​
被害者の娘と加害者の息子は、互いの父の言動に違和感を抱く。​



 タイトルに有る「白鳥」は被害者、「コウモリ」は加害者ってことで、被害者の娘と加害者の息子が協力して謎を解いていくお話です。

 概要文に「ちょっとフェアじゃない感じが」と書いたのは、私が「法を守るべき人に悪人はいない」などと、めちゃ単純な考えの持ち主だからかも(汗)もちろん、「悪徳警官」が主人公なピカレスクロマンなら、それはそれでOKなのですが←めちゃ自分勝手(笑)

 白鳥とコウモリは、お互いの自分の父親の過去の言動や行動から、ちょっとおかしいと感じるわけですが、もちろん被害者家族と加害者家族が手を組むなんてのはありえないのですが、そこを納得させる文章の組み立て方はさすが東野圭吾です。

 面白いのは間違いなく面白いので、「ブラックショーマン」とともに映像化に期待します←またまた自分勝手(汗)

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