![]() | マスカレード・ホテル (集英社文庫) |
東野 圭吾 | |
集英社 |
東京都内で3件の予告殺人事件が起きた。事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査される。警視庁の捜査本部は、数列の暗号が次の犯行現場を予告するものであると解読し、第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測する。
数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐ為フロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置され、不慣れなホテルマンとしてのホテル業務に悪戦苦闘しつつ、不審な宿泊客を監視する事を強いられる。捜査一課の刑事・新田浩介は、英語ができる帰国子女であることから、同ホテルのフロントスタッフに扮することになり、新田の補佐・教育係には、優秀なフロントクラークの山岸尚美が任命された。
冒頭に一番のネタバレを(笑)
さて・・・映像化するとしたら、「犯人」を誰がどう演じるか(笑)
文章で読むのと、映像で見るのとではこういう部分が本当に難しくなりますね(謎)ま、あまり詳しく書くとそれこそネタバレになってしまうので、これくらいで。
「パラドックス13」は正直面白くなかったですが、この「マスカレード・ホテル」はなかなか面白いです。ホテルを行き交う人々・・・それだけで物語はできちゃいますし、私は石ノ森章太郎原作の「HOTEL」と、それをドラマ化したものを思い出しました。
この「マスカレード・ホテル」の主人公二人・・・フロントクラークの山岸尚美と帰国子女刑事新田のコンビはこの先もシリーズ化するのでしょうね。もうすぐこのお話の前日譚でもある「マスカレード・イブ」も文庫発売されるそうです。楽しみ♪
読んでいないけど持っています。
面白くなんですか~?
ちょっとショック(笑)
確かに、ホテルを行き交う人々は
それだけで物語になりますね。
「パラドックス13」はその発想は面白いんだけど、ありえない感じが。オチまでがあまりにも長すぎて(笑)
同じSFでも「プラチナデータ」は、ありえる感じで面白かったのに。
東野圭吾って当たり外れが大きい気がします(笑)
まあ、あれだけ書いてたら仕方ないかな。