氷の華 (幻冬舎文庫) | |
天野 節子 | |
幻冬舎 |
著者の第二作目「目線」を先に読んで、なかなか面白かったのでデビュー作である「氷の華」も読んじゃいました。で、ぶっちゃけたら「目線」よりもこちらのほうが面白かったです(笑)
「目線」の時にも書きましたが、とてもオーソドックスな文体と展開で、変な言い方をすれば「安心して」読むことができます。すでに2008年9月にTVドラマ化され、ヒロインを米倉涼子が演じたと知って、納得している私です(笑) ドラマ観たかったなぁ・・・
あらすじは・・・
夫が出張中のある日、妻の恭子の元に、関口真弓と名乗る女から電話がかかってくる。その女は、隆之の愛人で、隆之の子を妊娠している、と高圧的な態度で恭子に明かす。不妊症だった恭子はその事実に愕然とする。子どももできない上に家事もろくにできない女に妻の資格はない・・・
っていう、ちょっと濃い話なんです。このあらすじだけじゃわからないけど、ヒロインはお金持ちの有閑マダムなんですね・・・って死語?(笑)まあ、なかなか分厚い本ですがあっという間に読めちゃいますのでおすすめです(笑)
見つけました。
内容はかなり記憶が
薄れてしまいましたが
面白かったことは覚えています。
確かに五十路を過ぎたとはいえ、新人作家のデビュー作を2夜連続でドラマ化ってのはなかなかないもんね。ドラマ再放送しないかな(笑)