循環器科 → 内科 → 外科と回って、外科医が「腫瘍は良性のものだが
あなたの年齢が64歳ならば手術による切除を勧めるけれど、もし
あなたが私の父であったとしても年齢のことを考えると手術は勧めない」
との結論を出した。つまり、この説明の裏には将来癌化する可能性がある
と言ったのも同然だ。しかし癌化しない可能性もあるという意味でもある。
この場合、若い人なら長い将来のことを考えて切除するのが最善の策だろう。
正直、私はあと2年生きれば十分だと自ら決意しているので非常に好ましい
結果が出たと言えます。前立腺癌の次は肺動脈性肺高血圧症という難病に
罹患し、三度目が大腸癌かと少々落ち込んだけれど、そうではないと
分かって、やれやれと胸を撫で下ろした。明日からは晴れて好きなことが
何でもできる身となったワケだ。ただし、その外科医は「だが、一年に
一回は大腸検査を受けて下さい」との注文をつけるのを忘れなかった。
皆様、大変ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。