飛び出してきて まだ私の存在に気がついていない
子供だから好奇心が強く行く手を眺めている
私が出すシャッター音に気がついて こちらを向いている
冬になると高山では 餌が乏しくなるので鹿たちは麓に降りてきて木の皮を食べて
命をつなぐ だから私達が冬に滞在中に鹿の家族に出会うことがある
5,6頭の家族だ 用心深くてすぐに森の中へと姿を隠してしまう
これまで じっくりと見たことがなかった ここのところ私はホトトギスを追いかけて
あちらこちらを歩いている 信玄棒道(武田信玄が軍略のために作らせた甲府から
諏訪までつづく直線的な道で今も一部残っている)付近で この鹿の子供に出会った
子供は二頭いたけれど 一頭しか撮れなかった
親が 背後で呼ぶ警戒音に驚いてすぐに後戻りしたから あっという間の出来事だった
このように野生の鹿を撮影できたのは始めてです
明日は いよいよ 再度 ブッポウソウにチョウセンするつもりです
南信州まで140キロだ 結果はいかに?