JR五日市線で終点まで行き、そこからバスに乗る
落石注意の看板があちらこちらにある九十九折りを大きなバスが喘ぎながら上って行く
五日市発都民の森行きの急行
乗客は私の他に一人の男性
人懐こい彼は、私のすぐ後ろに席を取っていて、初めての体験だと言った私に
何くれとなく説明をしてくれる
「土日は大変な人出となるから来るものじゃありません」とか
「バスは1日に4本しかないから、帰りの時間をしっかり決めておいた方がよい」
とか、うっかりすれば、困るであろう事柄を事細かに教えてくれるのだ
首にカメラをぶら下げているが、一目で鳥専でないことが判る
今年から後期高齢者扱いだと自分から歳を明かした
「おお、なんと老けた男だな、俺の方が勝っているじゃないか」と
内心、優越感らしきものを感じた
政治や経済のことを話していたら、アッと云う間に着いてしまった
かっきり一時間の”旅”だった
私の目的はもちろんオオルリの撮影だから、行き先は「野鳥観察小屋」だ
彼は、三頭山(1531m)まで足を延ばすのだという
途中まで一緒に登ろうと意気投合して、歩き出した
日頃、里山で鍛えた足だから、そんなもの!と思いつつ坂道を上る
10分ほど歩いたところで勝負は決まった
彼は身軽にスタスタと、いやヒョイヒョイと足を進める
一方、私はと言うと、ヒィヒィゼェゼェと呼吸が苦しくなってくる
私は、「いやぁ、貴方の足には着いて行けませんから、先に行って下さい」と言って別れたのだった
人は見かけによらないとはこのことを言う
もちろん、オオルリに遇うこともできなかった
若い人の不思議な言動・格好は私には理解できませんし、「どうせろくでもない子だろう」なんてついつい思ってしまいます。でも話してみると意外と礼儀正しかったり、優しかったり、良くいろんな事を知っていたり・・・ということがあったりします。
今日はかなり遠出をされたのでしょうか。それでもお目当てには出会えなかったのですね。折角の晴れ続きですのにね。
そのお方はスイスイと登ってゆかれたのですか~
すごいですね。
都民の森なんてところがあるのですね~
奥座敷には未知のものがいっぱいあって楽しそうですね。
夏は 蚊やブヨに悩まされますが この季節だったら まだ大丈夫ですよね~
オオルリ 残念でした。
きっとどこかで出会うことができますように!
きょう・も・、オオルリを見付けることが出来ませんでした。でも、声はたしかに聞きました。あそこに、居ることは間違いありません。さて、どうしよう。
都民の森は、西多摩郡檜原村(ひのはら)にあります。広大な面積を誇っています。ブナの森、野鳥の森、出会いの森、冒険の森、生活の森などに別れています。山梨県と埼玉県に隣接しているだろうと思っています。とても、良いところですよ。奥多摩湖がすぐそばです。夏はどうかな、あまりにも広いので、2回や3回では回りきれないでしょう。これだけ、オオルリを探し続けているのだから、いずれは遭遇することでしょう。
キビタキの画像が 素晴らしいですね
polo様自ら 「今日の最高」とお書きになっている通りです
胸のオレンジ色が なんとも言えずに良い色です
そして 里山の恐怖・・・
これは まさに恐怖体験でしたね
真夏の怪談には まだ少し早いですが・・・
でも どうしてロープを処理しなかったのか 不思議です
ツバメの子が 二週間でこんなに大きくなったのですね
親鳥が顔を隠している理由は 分かりません・・・
そして 本日の話題
普段から山歩きで鍛えている方は 外見とは関係なしに 足が丈夫ですね
「俺のほうが 勝っているじゃないか」というpolo様の思い込みが おかしかったです
沢山の素晴らしい画像と話題で楽しませて頂き ありがとうございました
見た目で人を判断するなと言われても初対面ではそれしか判断のつけようがありません。私も自分より年若いと言う人が腰など曲がってたりしたらひとり優越感に浸るでしょう。
相手はpoloさんより若く、山歩きに長けた人だった。
潔く相手を見送る、さすがpoloさん。
オオルリはね、きっと高いところからpoloさんを見ていると思います。
ちょうどいいときにpoloさんの前に現れると思います。
今までの他の鳥との出会いもそうだったじゃありませんか。
仰るとおりです。あのキビタキの色は、私の手持ちの図鑑と比べても遜色がありません。ちょっと自慢できる色合いだと思います。
あのロープは処理をしたくても、事実上不可能です。それは、高い枝にガッシリ結びつけてあり、それを取り外すには誰かが木に登らなければなりません。それこそ命がけの仕事となります。警察も救急隊もともに辞退したのだと私は思っています。
親が顔を隠しているのは、つまりお尻を出しているのは、直接排泄できるからです。巣の中は清潔に保たなければ羽虫がわきます。これは命取りです。雛の糞はその都度、親鳥が銜えて外に出して掃除をしています。お分かりでしょうか。
私の方が彼よりは一つ下です。しかし、相手は顔を見ると、もう完全なる老人なのです。ですから、俺は勝って居るぞと思ったのでした。でも、体力的には、完全に敗北です。
写真や文章をご覧下さってありがとう。
「人は見かけで判断してはならない」と、大まじめに考えさせられました。彼は、髪の毛はほとんどなく、顔には深い皺があり、如何にも老人といった印象を受けました。それが、なんと、山を登り出すと生き生きとして、跳ねるが如く登って行くのです。いやぁ、惨敗でした。
貴女が仰るとおり、オオルリはその内ヒョッコリと現れるだろうと思っています。たしかに、今までもその通りでした。決して諦めず、追いかけます。
私も日頃、実感しております。まぁ私の場合は、全くお話にならない訳ですが。^^;
オオルリはもう少しのところまで来たようで、期待出来そうですね。
何度か足を運んでいるうちに、ヒョイと目の前に現われたりして。
都民の森へ行かれたお話し、楽しく読ませていただきました。
きっとpoloさまはスタイルが若々しい方なんでしょう?そして若かったころの機敏差を失わないみたい!
でもそのあとが面白かった!見かけじゃない体力・・
五日市からのバスは遠く時間がかかるでしょう?
一日に何便も無いので乗り遅れたら大変!
あの辺は夫とよく行った山登りの起点でした