色がブルーで頭側線(眉斑)があるから♂の成鳥
色がブルーだけれど頭側線がはっきりしないから♂の若鳥
頭側線がなくアイリングがあるから雌
いかにも雄の風貌だけれど 上と同じく頭側線がなくてアイリングがあるから雌
これはペロやんが去年の4月2日に去る二日前の写真です アイリングがあり頭側線がないから雌
雄の若(色変わりしていない個体)の実例を示すことが出来ないのでやや説得力に欠けるけれど
①雌の特徴はアイリングがあって頭側線がない ②雄の若は頭側線が曖昧だがアイリングがない
③これはだれでも見分けられるけれど 頭側線があってアイリングがないのが雄の成鳥
雌の若についてはなにも分かっておりません 以上を表に表すと下記のようになります
頭側線 アイリング
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♂の成鳥 ○ X
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♂の若鳥 △ X
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♀の成若 X ○
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△は 成熟の度合いによってあるものもあれば、ないものもあるの意
デジブック 『私と縁のあった鳥たち 2』
ただ、羽の色がブル―だとオス、カーキ色だとメスという判断では、無理なのでしょうか?
下から二番目のメスは、尾にブルー色が出てるので、オスだと間違えてしまいそうです。
ただ頭側線がないのとアイリングがないのが決め手ですね。
カーキー色だと雌と考えてしまうと、まだ未熟な若鳥の雄まで雌として数えてしまいます。
ですから、実際遭遇する頻度は”雌”の方が
圧倒的に数が多いのです。
雌も、尾羽だけはブルーなのですよ。
そう、頭側線がなくてアイリングがなければ、
雄の若だとなります。
違いもあったのですね。確かに体がすっかりブルーの明らかな雄2羽には
アイリングがありませんねぇ。
ということは、雄の若鳥と思っていたペロやんは、アイリングありで
実は女の子だった可能性大なのですね。難しいですね~
専門家による資料がなくて、困っておりました。いろいろ考えるうちに上のような結論に達しました。残念ながら、その結果ペロやんは雌だったという結末になりました。雄の若とばかり思っていたものが、明らかな雌なのですから。少々がっかりです。
明日からお天気が悪くなるので、当分撮影には出られません。この際、是非ルリビタキの雄の若の写真が欲しいのですが。