3926.~教科書で、世界を広げる~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「読解:おむすびころりん」(11月20日)
おはようございます。越谷教室の菊地です。
小学校1年生のSくんは、勉強も造形も、楽しく前向きにいつも頑張る生徒さんです。
勉強が少し難しい時は、造形リトミックの歌を歌いながら
理解を一つひとつ丁寧に積み上げていけるひたむきさも持っています。
あるとき、国語の「おむすびころりん」の読解に挑戦しました。
まずはPC上で一緒に繰り返し読み、次はプリントでもう一度声に出して読みました。
さて、問題に取り組もうという時に、・・・Sくんは素晴らしい発言をしました。
「この後はおじいさんがこうなって、こうなるんじゃないかな~」と、講師に説明をしたのです。
このような想像は、文章をしっかり読み込まないとできないことです。
おじいさんの立場、ねずみの立場に立って、想像を広げたSくんの話をしっかりと聞いた後で、
「では、おじいさん、おむすび、ねずみはどうしたんだろう?」と、問題に取り組みました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Sくん、「おむすびころりん」のお話、楽しいですね。楽しければ読み込める、繰り返し読めば更に理解が進む。Sくんは“読みとる”という体験ができてきたようですね。読み聞かせでも、復唱でも、挿絵による理解でも、何でも良いので、教科書に触れていきましょう。さまざまな語彙やより大きく広い世界を経験していきましょう。