「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
~Elephasブログ『”黄色のひよこ”』(11月5日)~これまで色は全て”赤”だったEちゃんが
ひよこを塗るとき、「きいろ」と言って黄色の絵の具を取り出すことができました・・・~
ひとつの事物の持つあらゆる要素の中から「色」のみを選択できるということは、
色の存在を知り、色というものの概念を感覚的にでももって初めてできることです。
色名を答えられるということは、その後に色についての言語知識を得て、可能となることです。
「なに色?」と問われて、「あか」と答える。これは、
「いくつ?」と問われて、「ひとつ」(または指を1本立てる)と答えるのと似ています。
幼児が「ひとつ」と答えられるのは、問いに対する1対1対応の反応です。
当然、本当の意味で年齢や数を理解しているのではありません。
色にしても、数にしても、概念的なものの獲得は、物の名称を獲得することに比べ、はるかに高度なことです。
しかし私たちはその高度なものを物心つくと日常の中で何気なく獲得していきます。
この概念の獲得に何らかの機能的な問題を呈するときのアプローチが、特殊教育です。
「特集教育は、0ステップの教育である」という創設者の言葉が、折に触れ思い出されます。
造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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