3642.~単語、文、文章へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「Yくん、文を書く」(12月11日)
おはようございます。津田沼教室の千山です。
Yくんは、ひらがなやカタカナを上手に書きます。
ですが、単語の並べるだけで、まだ文章にはなりませんでした。
ある日、Yくんが、遊園地の名前とたくさんの乗り物の名前を書きました。
その様子から遊園地へ行ったことがとても楽しかったのだということが伝わってきました。
そこで、空欄の枠と「へ いきました。」と講師が色鉛筆で書きました。
Yくんは枠の中に遊園地の名前を書き、続けて「へ いきました。」となぞり書きをしました。
同様に、空欄と「に のりました。」と書いてあげると、乗り物の名前をギュウギュウに書いてから
「に のりました。」と書くことができました。
最後に「たのしかったです。」と書いて終わりました。
今回は、文章を書く良いきっかけとなりました。
◇ワンポイント・メッセージ
Yくん、書くことが大好きなのですね。遊園地が楽しかったことも手伝って、ずいぶんたくさん書けたようですね。その楽しい経験と学習の中で、自然に単語から文へ、文から文章へととても緩やかな流れでしたね。この自然さがすばらしいですね。”楽しく学ぶ“ということ、云い尽くされていますが、楽しさの持つ力は大きいのです。心を穏やかにします、安定させます、その上で集中もさせます。ですから、無理なく自然に学べるのです。津田沼教室、「竜」のJくんにも、「ら・・・」のAさんにも、そして今日のYくんにも共通する大切なものがあります。