4432.~プラスの連鎖、学習にも効果~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「」(6月30日)
おはようございます。西国分寺教室の小川です。
小学校2年生のAさん。
講師とお母さまのお話しが終わると笑顔で登場し、教室のドアを自分で閉めて、一人で着席して授業の開始を待ちます。
ほんの数カ月前まで、お母さまが席のそばにいなければ、なかなか学習態勢がとれなかったAさんとはまるで違います。
課題の「ひらがな」学習も以前は敬遠しがちでしたが、最近では「大きな声で、上手に」読めるようになってきました。
学校でも「上手になったね」と褒められたことで自信に繋がったのではとお母さまも嬉しそうです。
但し、教室では、
「先生、あまり褒めないで!」と本人からリクエストがありました。
きっとはずかしいのでしょうね(笑)。
算数の計算はもともと得意で、足し算(繰り上がり)、引き算(繰り下がり)の問題にも、
「簡単、簡単!」と言いながらどんどんと取り組みます。
また、課題の文章問題にも一生懸命文章を読んで答えようとします。
学習だけではなく、歌唱造形(絵画)や創造造形(工作)に興味があるAさんは絵も上手に描き、
ハサミも器用に使って「各月のテーマ工作」にも楽しそうに取り組んでいます。
これからも講師はいっぱい褒めたいところを「ぐっとこらえて」見守ります(笑)。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Aさん、すばらしいプラスの連鎖ですね。ご入会時の体験授業では、ひらがなの読みがメイン課題でした。文字という視覚情報を音声に変換する。楽しい文字カードを使って、そのためのトレーニングを繰り返しました。そして、今では学校で褒められるほどに読みの学習が進んだとのこと。学校で褒められ、教室で褒められ、うれしいですね。そんな心理的効果もあって、学習成果はいっそう上がることでしょう。