4268.~造形リトミック、楽しく生き生きと~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「就労に向けて」(12月22日)
おはようございます。越谷教室の菊地です。
高等部3年生のSさん。
造形リトミックの歌をよく覚えていて、聴きながらニコニコ笑い、毎週素敵な絵を描かれます。
卒業後は委託事業の仕事につかれる予定です。就労に向けて、
造形リトミックによるコミュニケーション(言葉、注視)力のアップをはじめ、
さらに講師として、“Sさんの将来に向けて、もっとできることはないか”と考えながら、授業を組み立てています。
タブレットを使っての、品物の選択やお金を払う学習もそのひとつです。
お金の種類について絵や写真、実物を使って確認しつつ、支払いをする練習もしています。
また、指示に従って作業をすることも大切ですので、
工作では、作り方を口頭や文字で伝え、指示に従って取り組む学習も行っています。
例えば、「ここを見て。ここの線までハサミで切りましょう」、「ここに糊を塗って貼りましょう」など、
“本人がじっくり考える時間”を取りつつ、学習の幅を広げています。
こつこつと丁寧に取り組める、スピードがありながらもきちんと作業を行うことができる、
というSさんの良さを生かせるよう、今後も楽しみながら就労準備を進めていきます。
◇ワンポイント・メッセージ
Sさん、来春はいよいよ高等部卒業、そして就労ですね。Elephasでは、大好きな先生と仲良く楽しく、さまざまにスキルアップをなさってこられました。お仕事が始まっても、これまで通り造形リトミックを通して造形表現やコミュニケーションを楽しみながら、お仕事に結びつくスキルもトレーニングしていきましょう。新しい生活、楽しみですね。