4603.~名作を味わう~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「少年の日の思い出」(1月16日)
おはようございます。三鷹教室の渡部です。
12月から一緒に勉強を始めたR君。
国語では「少年の日の思い出」を読み進め、読了しました。
終わりまで主人公の気持ちをよく想像しながら
講師の質問に答えていました。
最後の場面、「僕」が大事な収集の蝶を暗闇で粉々に握りつぶしてしまうところではR君も講師も、
主人公の辛く悲しい気持ち、自分の大事なものを自ら捨ててしまう気持ちに驚きながらも、共感しました。
少しずつ、少しずつ話の展開を気にしながら、二人で読み進めることは講師にとってもワクワクしたものでした。
何よりR君が読むことを楽しみにしていることを感じました。
これからも足並みをそろえて学習していけるといいなと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」。名作を生徒さんと読み込めるとは、すばらしい時間ですね。私達講師もその年代の時に読んできた作品、その作品を生徒さんと共感しながら読めるなんて味わいも深まります。その深まりによって、生徒さんとの共感も増し、R君が作品を読むことの楽しさを得ることが出来たとは、何よりです。