発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

2698.~時の中で待つ~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)


 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
   日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。


  ~今日のElephasブログ:「もう?まだ?」(12月5日)~
   

おはようございます。国分寺教室の青野です。

少し前のことですが、10月の終わり頃、
生徒さん達から「もう11月かぁ、早い・・・」というつぶやきが
相次いで聞こえてきました。
なるほど、特に受験生の皆さんにとっては、
「もう」11月というのが素直な感想なのだろうと納得しつつ、
「もう」11月なのか、それとも「まだ」11月なのか、とふと思いました。

これは有名な「コップ半分の水」の話と似ています。
コップに水が半分入っている状態に対して、
「もう半分しかない」と考えるか、「まだ半分残っている」と考えるか。
一般的には、「まだ半分残っている」と考えることがプラス思考として推奨されるようです。

ただ、「まだこれだけある」という認識が前向きな行動を伴えばいいのですが、
油断につながるおそれもあります。
とはいえ、「もうこれだけしかない」と考えるべきかというと、
それが焦りや諦めを生んでしまう可能性もあり、難しいところです。

結局、「もう」や「まだ」に振り回されることなく、今の自分に何が必要かを見極め、
落ち着いて努力することが大切なのでしょう。
受験に限らず、日々の生活において「時」を気にする瞬間は多くあります。
「もう」や「まだ」と上手に付き合い、行動したいものだ、
と講師もわが身を振り返ったひとときでした。

発達支援教室Elephas(エレファース)http://www.zoukei-rythmique.jp>

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

「もう11月かぁ、早い」、受験生ならではの声ですね。時はすでに12月、
・・・「もう12月かぁ、早い」と今は皆さんの口を次いで出ていることでしょう。

12月の誕生日を楽しみに待っている生徒さんがいます。
でもそれを呆れるほど早く、夏が終わることから楽しみにしているのです、
「ことしのお誕生日はどうしようかな?」と。

「まだまだ先ですよ」と思っていたら、あっという間に誕生日はもうすぐそこに。
いよいよ、あと10日です。

誕生日への思い、心の糸がようやく到着します。長く長くつながる思い、すばらしいですね。
何かを楽しみにどんなに長くても待てる心。大人は失いがちな、子どもならでは心かも知れません。

みんな、ひとり一人の時間の中で何かを待ちつつ、楽しみに生きているのですね。

 

 

造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/>
>>お問い合せメール 
info@zoukei-rythmique.jp

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