2827.～夢を現実へ～
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす！」： 造形リトミック・発達支援教室 Elephas（エレファース）</a>
発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。
・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。
～今日のＥlephasブログ：「Ｎ君、腕時計修理・技術コース志望」（５月４日）～
おはようございます。秋津教室の山下です。
現在，高３のＮ君は時計の修理技術を学ぶ専門学校を目指しています。
そのための面接練習がこれから続きます。親御さんからは、
「志望先は腕時計修理の技術コースであるので、面接では腕時計に関するさまざまな知識を問われるようです。その下地作りをしてください」とのご依頼を受けました。
授業でさっそく、Ｎ君と一緒にネットでいろいろ調べてみました。国内のメーカーの３大巨塔、海外の複数の高級ブランド・・・。
これを調べていて、あることに気付きました。海外のブランドの幾つかが、講師自身にとっても身近であったのです。というのは、実は自身も趣味で万年筆をコレクションしていて、腕時計を作っているブランドの複数が万年筆も作っていたからです。Ｎ君と共通の話題が自分のすぐ身近にあったことに何か感慨深いものを感じました。
それだけでなく、海外有名ブランドとそっくりな腕時計を国内メーカーがパロディで販売して、先方から訴えられたというエピソードをＮ君に話してあげると、とても面白かったらしく、凄く喜んでくれました。
また、腕時計各部の名称（専門用語）や時計の歴史を一緒に調べていて、腕時計の針合わせで使うツマミ「りゅうず」は漢字で書くと「龍頭」と書き、その由来が古い中国の時計で同じ部分に龍の彫刻が施されていたことにあると知って一緒に「ヘぇ～！」と感心したりもしました。
自分でもあまり知らない分野のことを生徒さんと一緒により多く知ることができる、
それも講師業の醍醐味の一つと言えるでしょう。
発達支援教室Elephas（エレファース）http://www.zoukei-rythmique.jp</a
◇ワンポイント・メッセージ◇
大好きな世界へと、現実に一歩を踏み出そうとしているＮ君、
すばらしいですね。
そのための準備学習が、講師と共感を交えながら進められているとのこと、
何よりです。腕時計への思いが一層深まり、知識も得て、それが講師との対話を通して
更に他者へと伝わる言葉となっていくこと、大切なプロセスです。
思いと知識、大好きなことが職業となる場合の最高のシチュエーションですね。
技術は、近い将来仕事を通して着実に身に着けていかれることでしょう。
思いを伴う仕事、すばらしい世界が見えてきていますね。
造形リトミック研究所
発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/</a>
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